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「皮膜毛」って知ってる?髪が乾きにくい、カラーが入らない人は要注意。プロに聞いた対策

皮膜毛は、洗浄力の強いシャンプーでリセットする

髪を洗う

※イメージです

元井:皮膜具合は、担当の美容師さんに聞けば分かるものでしょうか? サトウ:長期的に担当している場合は分かるはずです。それか、髪が皮膜している状態で使うと泡立たないシャンプーがあるので、それで洗ってみるかですね。 元井:!? なんですか、それは。 サトウ:「DO-Sシャンプー」という洗浄力が強めのシャンプーです。これは皮膜されている状態ですと泡立ちませんので、泡立つまで何度も洗っていきます。そこで泡立ちが良くなったら皮膜がない証拠になります。危険レベルな方だと10回洗っても泡立たない場合もあるんです。 元井:チェックツールとして使えそうですね! 何回くらいやっても泡立たなければ、改善すべき皮膜レベルと言えますか? サトウ:3回目で泡立たなければ、結構皮膜していると思います。

一旦“素髪”に戻して新しい皮膜をするのはOK

元井:さっきの10回の人は相当やばいということですね(笑)では、皮膜レベルのチェックを兼ねてご自宅で先ほど言ったようなシャンプーを使うとしますよね。するとコーティングがなくなって素髪になるわけですが、その後のトリートメントなどはどうしましょう。また手持ちのアイテムでどっぷり皮膜させてしまったら意味ないのでは……。 サトウ:古い皮膜成分がどんどん蓄積されていくのが良くないので、いったん素髪に戻して新しい皮膜をする分にはそこまで気にしなくても大丈夫です。 元井:例えば1週間~1か月の間隔で定期的に洗浄力が強いシャンプーを使うのはありでしょうか? 洗浄力が強いから、毎日は良くないと思いますけど。定期的に自分の髪の皮膜レベルを把握するという意味で。 サトウ:いいと思います! 先ほどご紹介したシャンプーでなくても、自宅か美容院で定期的に洗浄力が強いシャンプーを使用する習慣があれば、危険レベルの皮膜になることはほとんどありません。
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皮膜が悪ではない!加減を気を付けること
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