
義母にも妊娠を報告することにしたケイコさん。関係性も良好だったため、喜んでくれるかと思ったのですが…
「妊娠したことを伝えると『え!こんなに年の差があるなんて…恥ずかしい』『子どもたちも大きいのに、何をしているの』と、予想外の反応が返ってきました。その場には娘たちも同席していたのですが『あなたたちも、年の離れたきょうだいができるなんて恥ずかしいでしょ』と、娘たちに聞いていて……。
考え方や感じ方は人それぞれなので『恥ずかしい』と感じる人がいるのも仕方ないですが、面と向かって言われると傷つきますよね」
「そのとき長女が『あれ? そういえば!』と話し出したんです。何事かと思ったら『確か、おばあちゃんの弟って15歳下じゃなかった?』と。
義母は5人きょうだいの長女で、一番下の弟とは15歳離れています。つまり今の長女と同じく、義母自身も年の差きょうだいの一番上という立場だったんです」
長女のその一言で、義母は明らかに「あ! まずい!」という表情をしたそう。続いて長女がこう言いました。
「おばあちゃん、弟のこと『恥ずかしい』って思っていたの? 私はきょうだいができるの、とっても嬉しい!」
多感な時期だと、新しいきょうだいが生まれることに複雑な気持ちを抱く子も少なくないよう。しかし、過去に義母がそう感じていたとしても、その気持ちを孫にも押し付けるのはおかしいと感じたケイコさんは、その通りに義母に伝えました。

すると義母は、
「私は年の離れたきょうだいができたとき、嬉しい気持ちもあったけれど素直に喜べなかったの。孫たちも私と同じように思っていると先走ってしまって、ごめんね。
でも弟が生まれて一緒に過ごしていくうちに、とてもかわいく思えて、恥ずかしい気持ちなんて消えたのも本当よ」
と言ってくれたそうです。
その後、末っ子の男の子が生まれたケイコさん家族。義母は15年ぶりの孫の誕生に大喜び。妊娠を報告したときに「恥ずかしい」と言ってしまったことについていまだに謝ってくるそうで、そのたびにケイコさんは「そのぶん、この子をかわいがってください」と伝えているそうです。
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<取材・文/nami>