――これまでのキャリアのなかで、ステキだなと感じた先輩をひとり教えてください。
神尾「斉藤工さんとご一緒させていただいたことがあって、でもそんなに喋ったわけではなかったんです。何年後かにお会いしたときに、僕のことをとても覚えていてくださっていて、『神尾さんの活躍、見ています』と言っていただきました。覚えていてくださったというのも、本当にそう感じましたし、
いつも謙虚でいらしてすごいなと思います。僕もそうなれたらと思います」
――最後に作品が気になっている読者にメッセージをお願いします。
神尾「この映画を観れば恋がすべてわかるというくらい、恋のことを言語化してくれていて、芯を突いているワードが多いなと思いました。でもいろいろ言葉にするんだけど、結局は人それぞれの思うものだとも思いました。ずっと恋について話しているので、観たあとはどうしても恋について考えると思います。そこから離れている人もいるかもしれませんが、そうした感想、気持ちを機に、また恋をしてもらえたら嬉しいです」
(C) 秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会
<撮影・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。
@mochi_fumi