今回のグランピング施設は、自宅から2時間ほどの山間にあり、1泊2日で行くことになった和佳奈さん一家。
「当日現地に到着してみてすごく驚きました! 想像よりも施設がよくて、正直かなり満足でした」
キッチンなどの水回りもしっかり手入れされていて、料理好きの和佳奈さんにとってかなり好印象だったといいます。
荷物を置くと、早速夫と息子は虫取りや魚釣りをするために外へ。残った和佳奈さんは屋内で読書をすることにしたそうです。
窓からの大自然を眺めながらの読書は、都会の喧騒を忘却でき、和佳奈さんはとても満足した時間を過ごせたとそうです。
そんな充実した時間を過ごしていた和佳奈さんの元へ、少し申し訳なさそうな面持ちで父と子が戻ってきたそう。すると、息子がいきなり言い出しました。
「
ママ、お願い。絶対に虫かごからは出さないし、観察するだけだから今晩だけこのテーブルの上に置いていい? 明日の朝には森へ返すから!」
よく見ると、かごの中には数匹のカブトムシが入っていました。それを目撃した瞬間、和佳奈さんは声を上げそうになりましたが、息子の必死なお願いに、首を縦に振りました。
「もちろん、嫌でしたよ。だって、私がアウトドアに踏み込めないのは“虫”が原因なんですから…。まっ、昼間に大自然を感じて、日頃の疲れも癒せたし、カゴから出さないのなら、と思って」
しかし、悪夢はその後すぐにやってきたそうです。