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“一生歩ける体”は食事でつくれる!実は間違っているNG食習慣7つ

 今や平均寿命が男女ともに80歳を超える長寿大国・日本。明治時代の平均寿命が45歳前後と言われているので、わずか150年くらいの間に2倍近く長生きできるようになったというのは、なかなかにスゴい話。
放っておくと寝たきりになる可能性も、実は間違っている高齢者の食習慣

写真はイメージです。

 でも、健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)でみると、男性が70歳(平均寿命81歳)、女性が73歳(平均寿命87歳)と、平均寿命より11~14歳短いんです。  長生きするなら、健康的に過ごせるように食事なども気をつけていきたいですよね。それに自分の親のことも心配です。

適当な食事が原因で寝たきりになる?!

適当な食事が原因で寝たきりになる?!

画像は本書より

「高齢になると、食事作りが負担になり、とにかく食べる(ものを口にする)ことだけを考えて、栄養バランスが崩れ、低栄養を招きがちです。しかし、このような食事をしていると、筋力が衰えて身体機能の低下につながるため、寝たきりになったり、健康的に長生きすることができなくなってしまうんです」  そう語るのは、名寄市立大学の栄養学科でも教鞭を振るう栄養管理士・中村育子さん。高齢者が注意すべき食習慣のポイントと、実は間違っている食習慣について、最新著書『75歳からのラクラク1品栄養ごはん』から紹介します。

健康と要介護の間にある状態「フレイル」とは

健康と要介護の間にある状態「フレイル」とは

写真はイメージです。

 高齢者の食習慣をみてみると、年齢を重ねたことで食べられる量が減った人、健康法に基づいた食事を長年継続している人などいろいろですが、いずれの場合でも問題になるのが、粗食になることで陥るたんぱく質不足なんだそうです。 「健康と要介護の間にある状態を『フレイル』と言います。たんぱく質の摂取量が不足して体重が減少し、健康な体を保つのに必要なエネルギーが足りない『低栄養』な状態になると、筋肉や骨の量が減って運動機能に問題が起こったり、疲れやすくなったり、身体の健康状態に支障をきたす『身体面のフレイル』が起こります。その状態を放置してフレイルが進行すると、最終的に寝たきりや要介護になるリスクが高まってしまうのです」(中村育子さん)
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NGな食習慣とは
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