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“一生歩ける体”は食事でつくれる!実は間違っているNG食習慣7つ

NGその6「卵は一日1個までにする」

「卵はコレステロール値を上げるので、一日1個までに」と推奨されていたのは過去の話です。卵 は栄養価の高い完全栄養食であり、貴重なたんぱく源にもなるので、一日1個までにとらわれず、一日の食事で、できるだけ卵を摂るように心がけましょう。ただし、食べすぎには要注意です。

NGその7「食欲のないときは、おかゆを食べる」

 風邪をひいたときや食欲がないときに、「梅干しの入ったおかゆを食べる」という人は少なくないはず。しかし、これでは低栄養を招いてしまいます。少量でも野菜を加えた卵がゆにしたり、鶏肉などを加えた煮込みうどんにしたりと、たんぱく質とビタミンをたっぷり摂るようにしましょう。 ====== 75歳からのラクラク1品栄養ごはん いかがですか? こういった食習慣をまだ実践している高齢の方、意外に多いんじゃないでしょうか。みなさんの親御さんの食習慣を見直してみてもいいかもしれません。  子育てが終わったら、仕事を辞めたら、残りの人生、好きなことを思う存分やりきりたいですよね。そのためにも、自分の親にはいつまでも健康でいてほしいものです。 <文/女子SPA!編集部>
中村育子
管理栄養士、在宅訪問管理栄養士、介護支援専門員、名寄市立大学 保健福祉学部栄養学科・准教授。1994年、女子栄養大学栄養学部卒業。2011年、同大学院栄養学研究科栄養学専攻修士課程修了。2018年、静岡県立大学大学院薬食生命科学総合学府博士後期課程修了。1994年より板橋区西台高齢者在宅サービスセンター勤務。1997年、医療法人社団福寿会福岡クリニック在宅部栄養課を経て、2020年より現職。一般社団法人日本在宅栄養管理学会(通称:訪栄研)副理事長。在宅訪問管理栄養士の第一人者であり、栄養指導のスペシャリスト。おもな著書・監修書は『冷凍食品・市販品・レトルト・缶詰をフル活用 70歳からのらくらく家ごはん』(女子栄養大学出版部)、『やわらかく、飲み込みやすい 高齢者の食事メニュー122』(ナツメ社)など。最新刊は『75歳からのラクラク1品栄養ごはん』(扶桑社)。
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