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既婚者と知らずにバイト先のマスターと不倫、ある日店に妻がやって来て…

 スキャンダラスなイメージで、非日常的な響きがある「不倫」というキーワード。ですが、それは意外と日常に転がっています。要は妻子ある相手とお付き合いしてしまえば、それが「不倫」の第一歩、となるのです。 「まさか自分が『不倫』に関わると思っていませんでした」  そう話すのは、浜崎由美さん(27歳・会社員)。

女性の扱いに慣れた“大人の男”にハマる

 大学時代、卒業旅行のお金を貯めたくて、時給のいいスナックで短期間のアルバイトしていた浜崎さん。そのお店の経営者は、ときどき店を見に来るだけだったのですが、初めて見た経営者の男性Kさんは、浜崎さんの好みにドストライク。いちばん若い大学生アルバイトの浜崎さんに、Kさんも興味津々。ほどなくして、アルバイトが終わった後に、個人的に食事に誘われたのだそう。 女性の扱いに慣れた“大人の男”にハマる「最初は食事をご馳走になれるなんて、ラッキーだな、と思っていたのですが、連れていかれたお店は自分ではとても行けない高級店。さすが夜の街で経営しているだけあって女性の扱いがうまく、甘い言葉で口説かれて、すっかりKさんの大人の魅力にハマってしまいました」  会う回数はたびたび増え、ほどなくして身体の関係まで持ってしまった浜崎さん。大人で遊び上手なKさんとの深夜デートにどっぷりハマっていました。

まさか自分が「不倫」の渦中に?

 ですが、あることがきっかけで、それが「不倫」だったということに気づきます。 「奥さんの話は一切しないし、家庭臭も全くない。てっきり独身だと思い込んで疑いもしなかったのですが、実はKさんには奥さまがいたんです。ある日、勤めている店に姉妹店のママが来て『ああ、アンタね、新入りって』と上から下までジロジロと見られて、ずいぶん嫌味な人だな、と思ったんです。  でもそのママが帰った後、うっすらとわたしとKさんの関係に気づいていたお店のスタッフが『あの人、Kさんの奥さんだよ』とこっそり教えてくれて…血の気が引きました」
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由美さんはどうしたの?
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