かつて一大ブームにもなった「酢たまねぎ」。酢にオリゴ糖などの甘みを加えて作った調味液に、スライスしたたまねぎを入れるだけで作れるという手軽さと、その高い健康効果が注目を集めました。
血液をサラサラにして生活習慣病の引き金となる動脈硬化を予防したり、高血圧や糖尿病を予防・改善。さらに、たまねぎに含まれるケルセチンが脂肪の吸収を抑制し、酢に含まれる酢酸が脂肪の分解を促進。
燃焼しやすいカラダを作ってくれます。また、たまねぎに含まれるオリゴ糖には、腸内環境を整えて便秘を改善する効果も。いっときのブームで終わらせてしまうのはもったいない代物なので、常備調味料として作りおきし、積極的に取り入れましょう。
◆酢たまねぎの効果
・血液サラサラ
・腸内環境の改善
・脂肪燃焼
・高血圧・糖尿病の予防&改善
◆保存の目安:冷蔵7~10日
漬けてから徐々にたまねぎの辛み成分が抜けていくので、作りたてよりも2、3日目以降から食べ始めるのがおすすめ。
◆材料(作りやすい分量)
たまねぎ……2個
りんご酢……400ml(なければ普通の酢でもよい)
オリゴ糖……大さじ1と1/2
◆作り方
①たまねぎは皮をむいて、繊維に沿って薄切りにする。
②保存容器にすべての材料を入れ、冷蔵庫でひと晩以上漬ける。
[たまねぎの切り方は好みで]
たまねぎはみじん切りにしたり、すりおろして混ぜてもよい。調味液がよりからみ、酢をたっぷり摂れて使い道が広がる。