りゅうちぇるの離婚に批判が集まるワケ。“らしさ”の押し付けに嘆くLGBTQ当事者たちの声/2022人気記事BEST5
“理想の夫像”の前提にあるネガティブな側面
社会が押し付ける“有害な男らしさ”の存在

※イメージです
「もし大切な人がそうだったら?」と想像してみる
ryuchellは9月24日、離婚公表後、初めて自身のYouTubeチャンネルで動画をアップ。 「夫妻ではなくなったんですけど、家族としての愛はしっかり守っていく覚悟で、新たなスタートを切って進んでいこうと思います。今後は自分の心の声に耳をかたむけながら、まわりも大切にしながら、一つひとつ丁寧にまい進してまいりたいと思っています」と心境を語りました。 今回のニュースにより、今まで表で語られづらく、しかし確かにこの国に根付いていた問題が浮き彫りになったように感じます。今までにない概念や存在を見聞きしたとき、なかったことにするほうがラクかもしれません。しかし、マイノリティといわれている人たちは、実は身の回りに多く存在します。 本記事で紹介した当事者やryuchellのように、自分だけの問題として心の中にしまっておく人は珍しくありません。「もし身の回りにいる大切な人がそうだったら?」と“自分ごと化”して考えてみてください。必ずしも存在を肯定する必要はなく、否定しない・存在するものとして認識することが大事なのです。 【関連記事】⇒ryuchellとpecoが開いた新しい家族のとびらとは <文/Honoka Yamasaki>アベプラ有難う御座いました…🥺✨❗️
— ryuchell すべてのド真ん中には♡愛♡がある (@RYUZi33WORLD929) September 14, 2022
おやすみなさいませ〜☆〜(ゝ。∂)🎀 pic.twitter.com/5HfCa4CW1v
山﨑穂花
レズビアン当事者の視点からライターとしてジェンダーやLGBTQ+に関する発信をする傍ら、レズビアンGOGOダンサーとして活動。自身の連載には、レズビアン関連書籍を紹介するnewTOKYOの「私とアナタのための、エンパワ本」、過去の連載にはタイムアウト東京「SEX:私の場合」、manmam「二丁目の性態図鑑」、IRIS「トランスジェンダーとして生きてきた軌跡」がある。また、レズビアンをはじめとしたセクマイ女性に向けた共感型SNS「PIAMY」の広報に携わり、レズビアンコミュニティーに向けた活動を行っている。
Instagram :@honoka_yamasaki
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