NG例2:食べて動くは本当にやせる? ハードなトレーニング
運動でやせるエネルギー消費量は想像以上に少ないので注意!

運動をしなければやせられないと思い込んでいる人がいますが、それは間違い。
1日のエネルギー消費量の内訳を見ると、基礎代謝が60%、食事誘発性熱産生(食事をした後、代謝量が増大すること)が10%。そしてなんとカラダを動かすことによって消費されるエネルギーは30%にすぎず、その大半は家事など日常の活動で消費されるものなので、意識的な運動で消費されるエネルギーはさらにごくわずかです。
もちろん運動で筋力が増えれば基礎代謝も上がるので効果がゼロなわけではありませんが、まず優先すべきは食事の改善といえます。
NG例3:流行りのダイエットに飛びついて失敗! 単品ダイエット
栄養バランスが偏るとカラダの機能が衰え老けてしまうことも……

「リンゴを食べるだけでやせられる!」といった単品ダイエットを続けていると、体重が落ちても肌はボロボロ、髪はパサパサ、便秘になってしまうなど、美しさとはかけ離れた状態になってしまうことも……。
ダイエット本来の目的は、単純に体重を減らすことではなく、美しくキレイにやせることのはず。そのためには、ビタミンB(キノコ類やブロッコリー、あさり等)やミネラル(ちりめん、わかめ等)といった栄養素も必要不可欠です。
手軽な単品ダイエットに飛びつかず、栄養バランスの整った食事を心がけましょう。