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「30歳でお互い独身なら結婚しよう」は信じていい?“脈なし”に気づけない女性たち

婚活って「そういうもの」だから

「私から見て、大輔さんは脈ナシに近いと思います。他の男性にも目を向けましょうよ」 「でも、連絡するって言ってましたよ。仕事が忙しいそうですし」 「大輔さんみたいな爽やか大卒で勤務先も堅い男性だと、かなり人気がありますよ。20代女性とだって会っていると思います。婚活ってそういうものだから」 「そうですよね」 しばらくして、大輔さんからはお断りされたそうです。大輔に選んでもらえるつもりになっていた舞さんは、ようやく能天気すぎたことを自覚しました。

婚姻届を提出するまでが婚活。気を緩めすぎないで

舞さんはその後も十数人とお見合いをしました。大輔さん以外にも素敵だと思った男性はいたのですが、交際希望を出しても先方から断られました。素敵だなと思った男性は、会うところまでは進んでも、向こうから断られるのです。 赤い糸を指につけている女性結婚相談所の新規登録時にはたくさんの男性から申し込みがあり、お見合いも成立しました。でも「初めて会う」って、まだまだ結婚のずっと手前の段階なのです。 婚姻届を提出するまでが婚活です。 「いいね」をもらっただけ、2回目デートに進んだだけで安心して、ライバルの存在を忘れてはいけません。うまくいかない方ほど、自分だって選ばれる立場だということを忘れてしまいがちなのです。 ※個人が特定されないよう一部脚色してあります。 【関連記事】⇒マッチングアプリの女性「ダメ写真」図鑑。いいねが増えても“結婚が遠のく”一枚とは? 【関連記事】⇒婚活で“雑に扱われる”30歳女性の悲劇「ホテルに行ったら音信不通」 【関連記事】⇒「太ってなくて髪もある“普通の”男性がいい」36歳女性のカン違い婚活 【他の記事を読む】⇒連載「私が結婚できないワケ」の記事一覧はこちらへどうぞ <文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt
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