3. メモの習慣がなく、やることが多いと忘れてしまう
ですが婚活をスタートするまでには、写真を用意するとかそのための服装やメイクを整えるとか、一度に覚えられないほどやることがあります。

舞さんの場合はいろんな男性とメッセージのやり取りができるようにはとても思えず、初めからアプリではなく結婚相談所を使う予定でした。結婚相談所も登録までに、源泉徴収票、学歴の証明書の他、本籍地の役所から独身証明書というものを取り寄せるなどタスクが山積みです。
舞さんはやることをメモする習慣もなく、やることが多いと忘れてしまうのです。もはや婚活のお手伝いでもないのですが、「これメモした?」「これはいつまでに用意できそう?」と細かく進捗管理していきました。
そんな“ガサツ女性”の魅力は「細かいことは気にしない」
心配になる点も多い舞さんでしたが、婚活をスタートしてからは3人目の男性と交際成立。時間はかかったものの、無事結婚しました。
婚活中の女性は「デートでお店を決めていなかった」「絵文字が多くて馴れ馴れしい」と相手の欠点に目を向ける人が多い傾向です。また空気を読みすぎて相手に合わせて、勝手に疲れてしまう人も多数。
ところが良くも悪くも“ガサツ”な舞さんは、
相手のLINEにもデートにもとても大らかで許容範囲が広かった。そして、空気を読みすぎることもありませんでした。

舞さんのようにスケジュール管理ができなくても結婚できるとは思いません。だらしないところがあるとはいえ、舞さん自身のスペックは低くないのです。正規雇用で国家資格を持っていて、年収もそれなりにありました。
ただし、あのまま40代になっていたらと思うと、やはり恐ろしいです。