あえて“夜10時”にセックスレスのドラマを放送する意義。レスは「人を傷つける」|ドラマ『あなたがしてくれなくても』
「疲れた」寝てばかりの夫に「一生寝てれば」と思う

写真はイメージです(以下同じ)
このままいつまで苦しい思いをすればいいんだろう
「一緒にいると気が休まるし、性的なこと以外は何でも話せるし、やはり好きではあるんです。だからこそつらい。その気持ちを夫はわかってくれない。私のことが嫌なわけではないし、ずっと一緒にいたい。だけど性的なことを重視していないと彼は言うんです。でも私はやはり子どもがほしいし、夫と身も心も触れあいたい。このままいつまで苦しい思いをすればいいんだろうと、ときどき考え込んでしまうことがあります」
ドラマがどういう方向に進むのかわからないが、レスは人を苦しめる。だからといって相手に強要することはできない。どうにもならない思いがアサコさんから伝わってきた。
<文/亀山早苗>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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