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10万円から始める株式投資のポイント。プロが選ぶ“配当金の高い株”4つ

配当金を手にする仕組み

 もしも、株式が1200円まで上がってしまったとすると、その時の配当利回りはどうなるでしょう。答えは約4.17%です。  では800円まで下がったらどうなるでしょう。配当利回りは6.25%です。
(画像:日本郵政ウェブサイトより)

(画像:日本郵政ウェブサイトより)

 それでは、もしも、私が日本郵政の株式を1000円の時に100株買って、800円まで下がった時にもう100株買ったらどうなるでしょう。私は200株所有していることになるので、200×50円ですから、今の配当金が続くとなると毎年1万円の配当金がもらえることになります。  私が株式を購入するのに使った金額は合計18万円ですから、約5.55%の配当利回りの配当金を手にすることになるという具合です。

配当利回りが高いJT、ソフトバンク

 もっと高い配当利回りの会社はないの?と言われれば山ほどあります。  有名な会社で、その配当利回りで人気を集めている例がJT(2914)です。そうです、日本たばこ産業です。
JT(2914)

JT(2914)

 こちらは、株価は6月2日現在1株3070円くらいで、1株あたりの配当は188円。ですから配当利回りは6.1%くらいになります。ただし、100株が売買の単位となり、購入するのにこの時点で1株3070円なら30万7000円必要になります。  ほかに配当利回りの高い会社は、1株1500円くらいで(15万円くらいのお金が必要になる)携帯電話やPayPayなどを手がけているソフトバンク(9434)があり、こちらは配当利回りは5.8% くらい。1株あたりの配当金は86円です。
ソフトバンク(9434)

ソフトバンク(9434)

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銀行の定期預金の利息と比べると…
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