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10万円から始める株式投資のポイント。プロが選ぶ“配当金の高い株”4つ

銀行の定期預金の利息と比べると…

 10万円を銀行の定期預金に入れておいても1年間にもらえる利息はきっと20円くらいでしょう。それと比べると配当金の高い会社は、5000円といった金額になるのですから、びっくりですね。  また、ゆうちょ銀行の場合は、500株以上を所有している株主には、配当金のほかに株主優待ももらえます。所有者には、3000円相当のカタログギフトが送られてきて、好きなものを選択できまます。 株主優待  株式投資 また、もう一つ大切なこと。  銀行などの利息には、税金がかかります。その税率は20.315%です。株式を売買して利益が出た時や、配当金に対しても原則として、この税率がかかります。  ところが、NISAという少額投資をする個人投資家向けの税制優遇制度があり、この枠内で購入すると売買した時の利益や、配当金に対しても税金がまったくかかりません。相当お得ですね。  2024年から大きく変わるのですが、今年に関しては120万円までとなります。株式投資初心者にとって十分すぎる金額だと思います。

夏のボーナスの一部で株式投資を初めてみては?

 最初に申し上げたように、ここでご紹介した銘柄は株式投資ですから、買った株式が上がることも下がることもあります。  ですから預貯金とは根本的に異なるのですが、夏のボーナスの一部で株式投資を初めてみるのもいいのかもしれませんよ。 【株式投資をもっと知りたい】⇒日刊SPAで月に一度、株式投資の記事を連載中です! ※株式投資はご自分の判断と責任に基づいておこなってください。 <文/佐藤治彦 チャート/googleファイナンス>
佐藤治彦
経済評論家、ジャーナリスト。1961年、東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業、東京大学社会情報研究所教育部修了。JPモルガン、チェースマンハッタン銀行ではデリバティブを担当。その後、企業コンサルタント、放送作家などを経て現職。著書に『年収300万~700万円 普通の人がケチらず貯まるお金の話』、『年収300万~700万円 普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』、『しあわせとお金の距離について』『急に仕事を失っても、1年間は困らない貯蓄術』など多数 twitter:@SatoHaruhiko
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