10万円から始める株式投資のポイント。プロが選ぶ“配当金の高い株”4つ
銀行の定期預金の利息と比べると…
また、もう一つ大切なこと。
銀行などの利息には、税金がかかります。その税率は20.315%です。株式を売買して利益が出た時や、配当金に対しても原則として、この税率がかかります。
ところが、NISAという少額投資をする個人投資家向けの税制優遇制度があり、この枠内で購入すると売買した時の利益や、配当金に対しても税金がまったくかかりません。相当お得ですね。
2024年から大きく変わるのですが、今年に関しては120万円までとなります。株式投資初心者にとって十分すぎる金額だと思います。
夏のボーナスの一部で株式投資を初めてみては?
佐藤治彦
経済評論家、ジャーナリスト。1961年、東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業、東京大学社会情報研究所教育部修了。JPモルガン、チェースマンハッタン銀行ではデリバティブを担当。その後、企業コンサルタント、放送作家などを経て現職。著書に『年収300万~700万円 普通の人がケチらず貯まるお金の話』、『年収300万~700万円 普通の人が老後まで安心して暮らすためのお金の話』、『しあわせとお金の距離について』『急に仕事を失っても、1年間は困らない貯蓄術』など多数 twitter:@SatoHaruhiko


