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キャンドル・ジュン氏、親のような慈愛だけど保護者目線。広末涼子の「濃い化粧」「派手な格好」に小言|辛酸なめ子

聖人キャラになりつつあるキャンドル・ジュン氏

 キャンドル・ジュン氏にとっても、突然豹変して色恋に走る妻は、煩悩(ぼんのう)にまみれているように思えたのでしょう。  自分の方が意識が高くてストイックでちゃんとしている、という思いがあると、彼女を庇護(ひご)し、導く、という上から目線になってしまいがちです。夫婦の間に波動格差や意識格差が生まれているようです。  聖人キャラになりつつあるキャンドル・ジュン氏。この会見でも、集まった報道陣に「あなたたちが子供だった頃、学生だった頃、どういうメディアの仕事をしたかったか…中略…自問自答してみてください」と、戒(いまし)めの言葉を放っていました。
 彼と相性が良いのは,同じ女優でも、例えばヨガインストラクターの資格を持ち、環境保護活動をしているようなタイプ。そんな意識の高い女性と、SDGsや食料自給率、二酸化炭素排出量などについて語り合う、というのがしっくりくるのではないでしょうか。

この勢いで鳥羽氏と一緒になったとしても…

 しかし、彼なりに妻を愛していて、許す方向でいくようです。会見で広末のメンタルの不安定さや、鳥羽氏の不誠実な対応についてぶちまけたあと、「自分の幸せは子どもたちと彼女と一緒にいたい」とこれからも結婚生活を続けたい、という思いを表明していました。
 親のような慈愛で寛大に広末を受け止めようとしているキャンドル・ジュン氏。広末がそんな彼の元に戻ることはあるのでしょうか。  ただ言えるのは、今は鳥羽氏と盛り上がっていて、この勢いで鳥羽氏と一緒になったとしても、またしばらくしたら別の人のところに走るのでは?ということです。  いつの日か恋愛に疲れた広末が帰ってくるのを、キャンドル・ジュン氏は家でキャンドルを灯してずっと待っていることでしょう……。   <文・イラスト・写真/辛酸なめ子>
辛酸なめ子
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著書は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。
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