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結局“小太り”が最も健康だった…肥満は痩せ型より「7年寿命が長い」意外な理由

小太りな人は見た目もはつらつとしている

60歳からはやりたい放題[実践編] 60代以降は小太りでいるほうが、実は美容的にも良い側面があります。  若いときはすらりと痩せている人はきれいに見えますが、年を取ってから痩せると、スタイルは良くとも肌にはシワが増えるし、見た目が年齢よりも老けて見えます。  反対に、小太りな人は見た目もはつらつとしていて、シワが目立ちにくく、肌もきれいです。  食べたいものを過度に我慢せず、精神的にものびのびしているせいか、性格も穏やかでギスギスしていない人が多いのです。

無理なダイエットより「痩せている自分」を手放す

60歳からはやりたい放題[実践編] 私自身、高齢者施設などで患者さんと接する際、いつでも明るく、周囲の人からも好かれているのは小太りな人のほうが多いと感じます。  もちろん持病や体質で太れないという人は別ですが、いま現時点で少し太っている人は、おそらく食べることが楽しみの一つなのだと思います。  無理なダイエットよりは、「痩せている自分」を手放すことが肝心です。  そして、食を諦めず、いま目の前にある人生を楽しむことに集中したほうが、きっと精神的にも身体的にも豊かな人生を送れると私は思います。 <和田秀樹 構成/女子SPA!編集部>
和田秀樹
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたって高齢者医療の現場に携わっている。ベストセラー『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『60歳からはやりたい放題』『90歳の幸福論』『60歳からはやりたい放題[実践編]』『医者という病』『60歳から女性はもっとやりたい放題』(扶桑社)など著書多数
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60歳からはやりたい放題[実践編]

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