由美さんは婚約破棄になった後、婚活パーティーに参加。そこで、条件やスペックが先に見えてしまう“婚活という出会い方”を体験しました。年収、学歴といった条件が良い男性に、人気が集中します。
婚活事情を知っている友達から「由美はAの信者だから、家柄や学歴のいい人は嫌がると思う。年収500万円以上の男性と結婚できれば御の字じゃない?」と言われたこともあったそうです。
宗教2世・3世を嫌がる人がいることは分かっていたので、
付き合う前に相手に伝えると決めて、結婚相談所に入会しました。当時、由美さんは33歳でした。学歴や見た目ではない「4つの条件」を決めて結婚相手を探し始めます。

「4つの条件」の一つは「神社仏閣巡りが趣味であること」だという由美さん。宗教の説明を理解してもらいやすい“下地”のある人を探しました(本人提供写真)
その後、由美さんが迎える“意外な結末”について、引き続き取材をしていきます。
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※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
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<取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt