
兄妹でのじゃれあい
お迎え時、2匹は生後5ヶ月のやんちゃ盛り。リビングにあるものは、すべて遊び道具に。
「追いかけっこが激しく、突起物や金属にぶつかって怪我をする危険があったので、極力リビングから物をなくしました」
また、飼い主さん宅は対面キッチンで、2匹が食べ物の匂いにつられ、キッチンスペースに入ってくるようになったため、思い切ってリビングとキッチンを別にするリフォームも行いました。
「玄関は脱走防止のため、2重扉を大工さんに作ってもらいました。とにかくお金が飛んでいきましたね(笑)」

イタズラ好きの2匹が落ち着いたのは、3歳を迎えた頃。
レモンちゃんはツンデレを習得した、お姉さんに成長。ソーダくんが起きている時はお澄ましをし、ひとりだけの時に飼い主さんに甘えるようになりました。
「レモンは声が高く、スタイルがすらっとしていて小顔。これぞ猫ちゃん!というかわいさがあります」
一方、ソーダくんは大人になっても、レモンちゃんとじゃれ合うのが大好き。そのため、レモンちゃんから「しつこい」と、本気の猫パンチを喰らうこともあるのだとか。

「ソーダは骨太で、顔も大きめ。ノシノシ歩きます。我が家ではタヌキっぽいと言われ、憎めない愛嬌を振り撒いています」
妹に頭が上がらないソーダくんですが、見えないところで兄貴っぷりを発揮することも。
飼い主さんいわく、ソーダくんはトイレ後に排泄物を隠さないレモンちゃんの代わりに猫砂をかけてあげるのだとか。もしかしたら、ソーダくんは妹のことを想い、負け役に徹しているのかもしれません。