――今回はお三方の共演だったんですが、JO1のメンバー全員で映画をやるとしたら、どんな作品にチャレンジしてみたいですか?
與那城:全員かあ……。ギリギリ許されるのであれば、全員学生の役を演じたいですね。僕はちょっときついですけど(笑)。何かやってみたいかな。せっかくだし……花男とかイケパラみたいな、ちょっとコメディありの。
金城:僕はやっぱりコメディがやりたい。
與那城:ずっと言ってるよね。けっこうJO1ってそういう変なノリとか面白いのが好きなんですよ。コメディ作品に出てみると良さが出るんじゃないかな、って思います。でもかっこいいものもやってみたいな。
大平:僕はですね、まず僕たち3人の学校があるじゃないですか。ほかに白岩学校がありまして、で鶴房学校あるじゃないですか。そこに乗り込んで行くっていう。世界線をくっつけちゃうのはどうかなって。脚本書いてくれる方、待ってます!(笑)
※白岩瑠姫 初主演映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(9月公開)、鶴房汐恩主演 連続ドラマ『ブルーバースデー』(2月~3月放送・カンテレ)もそれぞれ『OUT』と同じく高校を舞台とした作品
――ありがとうございます!最後に、みなさんがお仕事をする上で大切にされていることを一言ずついただけますか。
金城:たくさんありますけど、自分がやって満足するんじゃなくて、観てくれてる人や喜んでくれる人の姿とか想像するようにして取り組んでいます。
大平:謙虚さと感謝。夢を与える仕事なので、見せられない姿はしないようにしようと意識しています。
與那城:僕たちの仕事では準備をしてくれているたくさんの人がいるので、その人たちに対して感謝の気持ちを忘れないでいようと常に思っています。それが一番大きいかもしれないですね。

<取材・文/ふくだりょうこ 撮影/小川遼>
ふくだりょうこ
大阪府出身。大学卒業後、ゲームシナリオの執筆を中心にフリーのライターとして活動。たれ耳のうさぎと暮らしている。好きなものはお酒と読書とライブ