「コロナで運命の出会いが…」43歳ママの告白。知れば知るほどハマった“意外なお相手”
2020年に緊急事態宣言が発令されたとき、世の中は時が止まったようになりましたよね。当時は未知のウイルスに世界中がパニックになり、飲食店や小売店の休業、コンサートなどあらゆるエンタテインメントも休演、休業に追い込まれました。
そして不要不急の外出は自粛ということで、ほとんどの人は会食や飲み会など、人と会う予定もさっぱりなくなり、家でいるしかなくなってしまいました。けれどその数か月で「運命の出会い」があった人もいたようです。
和田あかりさん(仮名・43歳)は、コロナ禍で娘の学校が休校となり、パート先も一時休業に。映画館や娯楽施設も休業し、お出かけもできずに家にいるしかない状態でした。
「人と会う約束もなく、仕事も休業。退屈だったので、子どものオンライン授業用に購入したiPadで、YouTubeなどの動画を観るようになりました。そこで……出会ってしまったんです」
出会ってしまった相手とは、K-POPの7人組アイドルグループ・BTS。それまでの人生でアイドルにはまったことが一度もなかった和田さんですが、「ダンサブルでノリのよい彼らの曲を聞いていると、憂鬱な気持ちが晴れるので、どんどんハマっていった」そう。
「最初はよく『Dynamite』という曲のMV(ミュージックビデオ)を見ていました。BTSは制作・プロデュースなども自分たちで手掛け、彼らのメッセージを乗せて曲にしています。
この曲はコロナ禍で世界が沈んでいるときにみんなを元気にしたいという思いで作られたと聞いて、どんな人たちなんだろうと興味がわきました」
K-Popアイドルと日本のアイドルの大きな違いは「動画コンテンツの量」。日本のメジャーなアイドルグループは著作権が厳しく、動画の二次使用なども厳しく管理されています。
しかし、K-Popでは動画コンテンツをプロモーションに使用するというスタンスなのか、MVは惜しみなく公開され、さらにファンによる二次加工動画も許可されています。和田さんによると、収益は事務所に入る仕組みになっているそうです。
娘のiPadで暇つぶし中「推し」に出会う
