
整形前の美容整形ちゃん
ギャルメイクをして過ごすことが多くなった私は、高校へ進学してから歌舞伎町のカラオケ店でバイトし始め、そこで出会ったバイト先の女の子がみんな可愛いことに、人生2度目の衝撃を受けます。
歌舞伎町という土地柄もあって、バイト先のカラオケ店は当時流行っていた『小悪魔ageha』のモデルさんや、綺麗なキャバ嬢のお姉さんが普通に来るようなお店でした。
今思うと、そういった環境にいたことで“クラスで可愛い子”ではなく“世間一般で見ても可愛い子”が自分の中で可愛い女性の基準になっていたのかもしれません。
そして、バイト先の女の子が整形してめちゃくちゃ可愛くなったことが、私が整形をする一番のきっかけになりました。
整形という手段があるのは知っていたけど、身近な女の子が一気に可愛くなるのを目の当たりにしたことにびっくりした私は、「これはすごい。私もやろう」と決意。
自分の顔をみた時に「鼻以外は別に全部完璧じゃない?」と思っていた私は「鼻がキモすぎるから、ここを整形すればめっちゃ可愛くなるはず」と考え、自分でクリニックを探し、「プチ整形だったら金額も安い」と、鼻先を糸で結んで細くする整形をすることにしました。
しかし、結論から言えばうまくはいきませんでした。整形でめちゃくちゃ可愛くなったバイト先の女の子のような目に見える効果はなかったし、自分が満足する結果も得られませんでした。