結論からいうと、人によっては胃腸に悪影響がある可能性もあります……! 中国の復旦大学の研究によると、主に以下の懸念がされているようです(※3)。
・お腹の不快感の増加
・胃腸の炎症の増加
・認知機能の低下
もし普段から牛乳を飲んでいて、お腹に違和感があるかも? という場合は、控えてみると良いかもしれません。もしくは、後述する「選び方」を意識することも1つの手だと思います。その他、ミネラルのバランスや、ホルモン剤のことも牛乳が悪いと言われる理由ですが、長くなりすぎるので……(笑)、また別の機会でお伝えしますね!

ここからは、牛乳の選び方を見ていきましょう!
主に牛乳の懸念点をお伝えしてきましたが、もちろん悪いものではありません。最初にもお伝えした通り、自分の体と胃腸に耳を傾けながら、飲み過ぎに気をつけることが大切です(なんでも取りすぎは良くないですからね!)。
その上で、できる限り胃腸に優しい牛乳の選び方と代用法があります。ポイントは、以下3つです。
① 低温殺菌牛乳にする
② 豆乳やオーツミルクにする
③ ヨーグルトにする
実は、上記に記載していたカゼインによる悪影響は、牛乳の製法によって変わる可能性があります。簡単にいうと、
高温殺菌の牛乳より、低温殺菌の牛乳の方が胃腸に優しいのです!