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「いい男がいない」と嘆く女性、ついやってしまう“残念すぎるカン違い”

最近のヤリモクは「ファッション誠実」

ヤリモクにも詳しいマッチングアプリ専門家のおとうふさんにお話を伺いました。おとうふさん曰く、ヤリモクは対策を逃れて進化するそうです。 誰かが「こういう人はヤリモクです」と啓蒙を促す発信をするとヤリモクはいち早く情報をキャッチして、バレないように対策をするため、少し前のヤリモクの特徴という情報は当てにならなくなってきているとのこと。 たとえば、過去には「ヤリモクは夜に合おうとする人が多い」というイメージがありました。 しかし、今のヤリモクは昼間のデートを提案し、夜だとしても「明日は仕事で朝早いから早めに解散しよう」と安心させるようなことを付け加えてディナーデートに誘うそう。 「いい男がいない」と嘆く女性また、かつて「男性は本命の女性には食事を奢るもの」という共通認識がありました。でも、今のヤリモクはデートで食事代を奢り、本命の女性として扱うのです。 ただのご飯友達やセフレが欲しくてアプリをやる女性はほぼいないため、女性はアプリで出会った男性との関係性をはっきりさせたがります。 そのため、関係があやふやなままホテルに誘うヤリモクは絶滅し、女性の希望通りに「好きだから付き合ってほしい」と告白し、その結果、女性は遊ばれているのに彼女になったと思ってしまうことが多いのです。

「ヤリモクを見抜くコツは…」プロに聞いてみた

おとうふさんによると、プロフィールで見抜くのは年々難しくなっているそうです。 大手マッチングアプリの中には、人気がある同性ユーザーのプロフィールを見本として見れるようになっているものもあります。人気上位のアカウントはヤリモク率が高いのですが、それを見て一般男性も真似るため、余計に見分けがつきにくくなってきています。 たとえば、数年前のヤリモクは猫カフェで撮った写真をつかうことがありました。しかし、今は普通の男性も猫カフェ写真を載せることがあります。ヤリモク発のブームが一般化するとは不思議ですね。 「いい男がいない」と嘆く女性それでも特徴はあるそうです。ヤリモクはプロフィール作りにかける熱量も高く、自己紹介文が長く、内容もしっかり真面目で、写真も好印象なのだそうです。真面目に彼女を探している一般の男性のほうがプロフィールは雑で簡素だったりします。 さらに女心をわかっているため、趣味欄もK-POP、ディズニーランド、カフェ巡りなど女性が共通点と思うような趣味を書いています。 そして、質の悪いことに「将来を考えている」とか長期的な関係をにおわせるパフォーマンスをします。プロフィール文に「遊びではなく、真剣に付き合いたいから登録しました」と書いてあったり、デート中も「来年も一緒に○○に行きたいね」と女性が期待することを軽々しく言えるそうです。 彼らはアプリの退会にも慣れています。通常の男性はアプリの退会の仕方などわかりませんが、女性に告白してその場で退会のパフォーマンスを披露することも多いため、女性はより本命として扱われていると勘違いしてしまいます。
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マッチングアプリの本当の恐ろしさは…
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