
念願叶った優子さんの結婚パーティー。絵美さんも喜んで出席したと言います。
「有名な挙式場で行うかと思ったら、場所はカラオケボックスの系列のレストランでした。しかも会場に行くと、立食でビュッフェ方式。狭い店内はギュウギュウ詰めでした。
料理も必要分に足りていなくて、すぐに無くなっていました。男性客は女性に遠慮をして、ケーキなどスイーツには手を付けていませんでしたね」
絵美さんからしたら、楽しみにしていた友人の結婚パーティーでしたが、食事や会場以外もいろいろと残念だったようで……。
「会場も料理もあまりよくないのに、会費は男性が1万、女性は8000円でした。正直、8000円もだしたら、もっと良い料理が出てくると思ったのに。
ビンゴでもらった景品も二人が新婚旅行で行ってきた国のDVDで、いまさら再生する機器も持っていないので観られませんでした。旦那さんのセレクトの奇抜なTシャツなど、あまり欲しくないものばかり……。二次会にも参加せずに帰りました」
1年後に、今度は絵美さんが会費制の結婚パーティーを開催。優子さんには受付などを手伝ってもらったので、会費はもらわないことにしました。
「夫と相談して、優子は招待にしました。それなのに優子は、自分の結婚パーティーの話になると、『結婚パーティーの会費を女性を8000円にしたのは安くしすぎた。1万にすればよかった』って言いだしたのです……。
こちらは8000円も払ったのに、料理も無かったのにと思いました。思い返せば、優子さんに誕生日プレゼントをあげたら、お返しに手作りの不格好なヘアアクセを渡されたこともあったのです。その時に気づけばよかったですね」
学生時代からの友人は、お互いの環境が変わってもつきあいをつづけたいと思ってしまうもの。しかし、金銭感覚など違和感を抱き始めたら適切な距離を置くのも必要なのかもしれません。
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<文/阿佐ヶ谷蘭子 イラスト/ズズズ
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