失職した父のせいで見知らぬ男の妻に…“妾”にならなかった女の酷な行末|NHK大河『光る君へ』
絶望のまひろの心のオアシスになる?
道長が婿に入る、相手は倫子、そうなれば自分は妾にはなれない。ある意味、踏んだり蹴ったりのまひろに救いと言えば、友ができたことだろう。
為時の妾の娘、さわ(野村麻純)だ。明るくまひろを慕い、まひろも気兼ねなく話をしている様子が見てとれる。和歌の会の姫たち以外にも友ができたことは朗報ではないか。今後のまひろにとってひとつの光となると良いのだけれど。
<文/ふくだりょうこ>ふくだりょうこ
大阪府出身。大学卒業後、ゲームシナリオの執筆を中心にフリーのライターとして活動。たれ耳のうさぎと暮らしている。好きなものはお酒と読書とライブ
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