ここからは、「フェイスマスク用トング」のトングとスライダーをお試ししていきます。
最初はトングから。
トングの使い方は、いたって普通。先端で、フェイスマスクをつまむだけ。

チャック袋入りのフェイスマスクは、美容成分や保湿成分がヒタヒタ。フェイスマスク同士がピタッとくっ付いてしまっていることが多く、指で取ろうとすると、ほかのフェイスマスクや袋の内側に触れてしまうのが気になっていました。
ですが、トングに程よい長さ(約9.4cm)があるおかげで、指先はわずかに袋の中に入る程度で済んじゃう。これまでのように、手があちこちに触れてしまうことやそれにともなうストレスも軽減。
また、ピタッとくっ付いたフェイスマスク同士も、すき間にトングの先端をスッと差し込めば簡単に離すことができる! そのまま1枚だけ、ペロンと引き出すことが可能です。
さて、次はスライダーの装着と使い方です。
いつものように、チャック袋の切り口にそってハサミでカット。

袋のチャックは閉じた状態にし、スライダーの上部をつまんで広げながら内部のストッパーを袋口のあいだに入れるように差し込みます。
スライダー下部を広げるにはやや指先の力が必要ですが、この硬さがチャックをしっかり閉めるのに役立ってくれるのでしょう。
コツは、袋口のあいだに指を入れて広げること。そうすることで、ストッパーを差し込みやすくなります。奥までしっかり差し込んだら、準備完了!
スライダー先端・内側の突起がチャックの下にきていればOK。
あとは、スライダー下部を指で押さえながら、チャックの端から端までスライドするだけ。

手でチャックを閉めるとき、手ごたえが感じられなかったり、微妙になぞる位置がズレていたりして閉め残してしまうことってありますよね。それが、スライダーを使うことで、チャックをしっかりとらえることができているみたい。
スライドさせたあとに確認してみると、確かに閉め残しはなく、これなら中のフェイスマスクの乾燥を心配しなくてもよさそう。
※完全密封はできません。
※チャック袋の厚さや材質、種類によっては、スライダーを使用できない場合があります。
ただ、勢い余って横からスルッとスライダーが抜けてしまったり、力を入れすぎて袋に傷がついたりすることも考えられるので、優しい力で使うといいかもしれません。
また、使用後のトングはスライダーに取り付けることができます。
チャック袋にスライダーを装着した状態で、トングの上部を引っかければ、そのまま収納OK。

トングだけ、スライダーだけではちょっと物足りなく感じてしまうけれど、2つがセットになっていると途端に魅力的に思えてくるから不思議。
トングは使用毎に、スライダーも汚れが気になるときは水洗いをして繰り返し使えるので、チャック袋入りフェイスマスクユーザーにとってはあると嬉しいアイテムなのでは?
気になった方は、店舗をチェックしてみてくださいね!
<文・撮影/高木沙織>
※詳しい使用方法や注意事項は、パッケージに記載されています。
高木沙織
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:
@saori_takagi