その色気…どこに隠していた?“37歳俳優”に陥落する女性続出のワケ。『光る君へ』『田中さん』に続く“当たり役”は
『セクシー田中さん』では偏見まみれの商社マン
女性に失礼なことばかり言って、多くの女性を敵に回していましたが、偏見の裏側にある家庭環境や過去の恋愛経験が描かれるとともに、好感度もアップ。偏屈ながらも懸命に生きる笙野のチャーミングさが光る演技で、愛されるこじらせ男子へと昇華させていました。毎熊はこの役で、第118回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・助演男優賞1位を受賞しています。
過去に演じた3人の“訳あり兄”にみる確かな演技力
『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系、2022年)では、舞台となる大病院に勤める院長の娘・麻里亜(瀧本美織)の、失踪した兄。そして『初恋の悪魔』(日本テレビ系、2022年)では主人公・悠日(仲野太賀)の兄で、優秀な刑事だったが捜査中に殉職してしまった男性。 どの兄もそれぞれに“訳あり”ながら惹かれるキャラに仕上がっているのは、やはり毎熊の力といえるでしょう。
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