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その色気…どこに隠していた?“37歳俳優”に陥落する女性続出のワケ。『光る君へ』『田中さん』に続く“当たり役”は

『セクシー田中さん』では偏見まみれの商社マン

毎熊は現在37歳。どちらかといえば、遅咲きの俳優さんかもしれません。しかし長かった下積みの分だけ確かな実力で、多くの作品にリアリティを与えてきました。昨年放送されたドラマ『セクシー田中さん』では、女性に対する偏見にまみれた商社マン・笙野浩介役が話題に!
女性に失礼なことばかり言って、多くの女性を敵に回していましたが、偏見の裏側にある家庭環境や過去の恋愛経験が描かれるとともに、好感度もアップ。偏屈ながらも懸命に生きる笙野のチャーミングさが光る演技で、愛されるこじらせ男子へと昇華させていました。毎熊はこの役で、第118回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・助演男優賞1位を受賞しています。

過去に演じた3人の“訳あり兄”にみる確かな演技力

個人的には、複数のドラマで演じた“訳ありの兄”というポジションの毎熊が好み!『コントが始まる』(日本テレビ系、2021年)では、主人公・春斗(菅田将暉)の兄役。超エリートコースからマルチ商法にはまり、すべてを失い自室に引きこもります。
『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系、2022年)では、舞台となる大病院に勤める院長の娘・麻里亜(瀧本美織)の、失踪した兄。そして『初恋の悪魔』(日本テレビ系、2022年)では主人公・悠日(仲野太賀)の兄で、優秀な刑事だったが捜査中に殉職してしまった男性。 どの兄もそれぞれに“訳あり”ながら惹かれるキャラに仕上がっているのは、やはり毎熊の力といえるでしょう。
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俳優としても創り手としても邁進していく毎熊
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