
台湾の有名スープ専門店「潮味決」とコラボして生まれた「麻辣湯」(989円)。麺は春雨か中華麺を選択できます
バーミヤンでは3月14日から本場の台湾グルメを展開する『台湾展(タイワンフェア)』を実施しています。
メニューの目玉は、台湾の有名スープ専門店「潮味決(チャオ・ウェイ・ジュエ)」とコラボした本格的な麺料理が味わえること。
私は「麻辣湯」(989円)を食べてみましたが、器もアツアツの状態で提供され、台湾らしい甘辛スパイシーな香りはおどろくほどのおいしさでした。
台湾に行かずに日本で台湾気分がしっかり味わえるとなると、旅行しない派の人々にも喜ばれるに違いありません。

台湾展(タイワンフェア)は延長、6月26日までとなりました
また、4月に発生した台湾東部地震における支援活動として、フェアの延長(5月15日から6月26日に変更)し、寄付活動も実施。バーミヤンの姿勢に共感する声が多く寄せられています。
③コンビニやテイクアウトでは味わえない個性派デザートが充実

苺と白桃のアンニン 439円
3つ目は、本格的な中華系デザートがリーズナブルにそろっていること。
とろっとクリーミーな食べ心地の濃厚な杏仁豆腐「フルーツアンニン」(399円)をはじめ、「レモンのオーギョーチ」(230円)、台湾式汁粉の「黒胡麻湯圓」(384円)、「あったか蒸籠蒸し台湾カステラ」(439円)など、コンビニをしのぐような安心価格になっています。
また、テイクアウトで味わうのではなく、汁粉や蒸しカステラのように作り立てを味わえるようなメニュー設計になっているのも、来店動機につながるでしょう。

デザートメニューの一部。食べたことのないユニークなスイーツが豊富にそろっています
バーミヤンは、“中華専門店・屋台・居酒屋のいいとこどりレストラン”に進化を遂げています。
また2022年からメニューの値下げを積極的に実施するなど、お財布にもやさしいファミレスとして地位を確立。この状況は、おひとりさまにとっても外食の敷居を下げてくれているに違いありません。
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>