Fashion

真夏に着るノースリーブのシャツを今から着始める「最近の日本ならではの理由」

わたし史上最高のおしゃれになる!』『お金をかけずにシックなおしゃれ』などの著書があるファッションブロガー小林直子さんが、愛用しているアイテムをご紹介します。

真夏に着るノースリーブのシャツを早くから着始める理由

ノースリーブを着た女性

真夏に着るノースリーブのシャツを早くから着始める理由とは…
※写真はイメージです

 シャツのシャツ袖にもいろいろ種類があります。長袖、半袖、五分袖、七分袖、フレンチスリーブ、そして袖なしなどです。  私が持っているシャツのほとんどは長袖シャツ、次に多いのが袖なしのシャツです。私はどうも半袖が苦手なのです。シャツに限らず、半袖というものが苦手で、半袖を選ぶくらいなら、袖なしを選びます。  これは感覚的な問題で、いいとか悪いとかの話ではありません。私は袖口が二の腕で終わる、あの独特の感じが好きではないのです。袖口がちょうど二の腕の太い位置で終わると、視覚効果で腕が実際以上に太く見えるのが嫌ということもあります。  また袖口の大きさが広かったり、狭かったりして、なかなか自分が思うちょうどいいバランスの半袖の袖口というものに出会わなかったということもあります。開きすぎているのも、狭すぎるのもよくない。  二の腕に縦に伸びる筋肉に対して直角に線を入れるような袖口よりも、肩の関節、手首の関節で袖口が終わるほうがなんとなくいい感じがする。きっと私の腕が、半袖が似合わない腕なのでしょう。
「EQUIPMENT(エキップモン)」のシャツ

フランスのブランド「EQUIPMENT(エキップモン)」のシャツ

 さて、このEQUIPMENT(エキップモン)のシルクの白いノースリーブのシャツはもう随分前に買ったものになりますが、私はこのシャツを4月半ばから着始めます。通常は真夏に着るノースリーブのシャツを早くから着始めるのには理由があります。

街ではまだ見慣れないものは、それだけで素敵に見える

 まず一つは、早めに取り入れるほうがおしゃれに見えるから。  どんなアイテムでもそうなのですが、季節の先取りはおしゃれに見えます。街ではまだ見慣れないものは、それだけで素敵に見えるのです。  まだ多くの人がノースリーブのシャツなど着ていない時期、いち早くそれを取り入れることは、多くの人が当たり前のように着ている時期に着るよりも、おしゃれな感じを人に与えることができます。
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1年のうちの半分近く着る夏服を飽きないように
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