視聴者真っ青……“敵に回したら終わる”相手の驚愕の表情は何を物語る?|NHK『光る君へ』第19回
伊周、落ち込む。そののちに……
斉信の妹・光子(竹内夢)のもとへ通っている伊周。しかし、ある夜、屋敷の前に見事な牛車が止まっているのを目にする。
光子が別の男と会っていると誤解した伊周は意気消沈のまま、隆家のもとへと行く。出世は叶わない、女には裏切られる、いいところなしだ、という気分かもしれない。やけ酒を煽る伊周に、隆家は相手の男を懲らしめてやろう、と言い、ふたりは再び斉信の屋敷へ。
しかし、よく考えてみてほしい。位が高い伊周が見事だと感じるぐらいの牛車に乗っている人物。それがどういう人物なのかを。
タイミングよく、屋敷から男が出てくる。牛車に向かって弓を放つ隆家。弓に驚き、尻もちをついたのは花山院(本郷奏多)である。祇子に首ったけだったので忘れていたが、性に奔放な人だった。
花山院に弓を引いたというのは、とんでもないことである。
これが、事態を一変させる。
<文/ふくだりょうこ>ふくだりょうこ
大阪府出身。大学卒業後、ゲームシナリオの執筆を中心にフリーのライターとして活動。たれ耳のうさぎと暮らしている。好きなものはお酒と読書とライブ
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