――今こうやって“アレン様”として崇拝されているのは、なぜだと思いますか?
アレン:現代を生きている人のほとんどが、自分の好きなように生きれてないのよ。本当は好き放題言っていいし、キレたかったらキレていいし、嫌だったら行かなきゃいい。でも、それができてないし、できない人が多いんです。だから、自由に生きれてる私に魅力を感じてくれているのかなって。

――好きなように生きられない、人目が気になるっていうのは、なぜなんでしょうね。
アレン:日本だからっていうのはあると思います。同調圧力に負けちゃう人が多いのかなって。私のいろんな話を聞いて、離婚に踏み切ったり転職したりして、それで幸せになったっていう方も多いんですよ。
――いまだに、LGBTQや整形している人、変わった人やはっきり言う人に対して、世間は叩きがちじゃないですか?そういう世の中に対して思うことはありますか?
アレン:LGBTQに関しては、カミングアウトしなくていい人もいるわけだし、その人にとってのベストな形の幸せを体現できれば何でもいいと思ってます。今って逆に、“公表しなきゃダメ”みたいな風潮あるけど、したくなかったらしなくていいのよ。だから、私も公言してないし。
「アレン様って性別どっち?」ってよく聞かれるんですけど、性別は「アレン様です」しか答えてない。皆さんの想像におまかせするわ。だって、アレン様っていう性別だから。
――アレン様は「友達がいない」とか「人よりも自分を愛してる」とか、どこか他人に対してある種クールな部分もありますが、それはなぜなんでしょう。
アレン:本当にこれ申し訳ないんだけども、自分に対してかけるほどの愛情を、他人にかけられない!ただそれだけ。
多分みんな愛してる人とかいると思うんだけど、その人と同じだけの愛情を、友達にはかけれないじゃない?それと一緒。私は自分以上に愛する人がいなかっただけ。それは、他人に期待をしないからっていうのも大きいと思います。

――アレン様がこの先、目指すものについて教えてください。
アレン:私は上がり続ける。止まらない。下がらない。上がり続ける。上がらせる、人生を!いつもその決意で生きてる。やりたいこととか、挑戦したいことがなくても勝手に来るんです。
目標は?とかよく聞かれるんですけど、私は具体的にこうなりたいとかいう目標は全くない。むしろ、やれることは全部やる。で、自分に合わないことはやらない。もうそれだけです。
合わないことをやってると、人生が思ってもない方向に向いてしまう。引き寄せの方向と、逆に行ってしまうんです。だから、良いものはどんどん自分で引き寄せて、いらないものだけ、排除していく。それを心がけてますね。
【1回目の記事を読む】⇒
いじめ、少年院、1億円整形…アレン様の壮絶人生。「絶対あいつらより幸せになってやる!って」
<アレン 取材・文/瑞姫 撮影/星 亘(本誌)>