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優しい夫の“秘密の性癖”を知ってしまった妻。涙ながらに告白し「歩み寄り」を提案した夫に、妻の決断は

詰め寄った先で夫がこぼした“びっくり発言”

「夫がボソリと小さな声で、『なんなら、もっと怒ってほしいかも……』なんて言いはじめたんです。私はSMプレイには興味がないし、こっちは怒っているのに夫は妙に興奮気味という変な感じも気持ちが悪くて、もはや話し合いにもならなくなりました」 夫婦喧嘩セックスレス それでも一瞬は、2人でSMプレイを楽しんでいるところも想像してみた香織さん。しかし、「冷静に考えると、やっぱりダメでした。私は男性にリードしてもらってだんだんとソノ気になるタイプ。言葉責めや女王様役をするのは、私には無理だと思いました」と早々にあきらめます。

歩み寄りを提案する夫に、妻の決断は

「暴露してラクになったのか、夫は『性の問題さえなければ、僕たちはうまくいってたじゃん。お互い、少しずつ歩み寄ろうよ』『最初は、軽い言葉責めからでいいから』などと提案してくるようになりました。私は提案には乗れず、ますます夫の性癖が許せなくなっていきました。  結局、そのまま収拾がつかずに離婚話にまで発展し、破局しました」 泣く夫をなだめる妻 ただ、「性は奥深いもの。理性や想いではどうにもできないこともあるのだと実感しましたし、秘密のままがいいこともあるのだと、あらためて反省しました」と香織さんは言います。  誰かと長く仲良くいるためには、秘密を無理に暴こうとせず、そっとしておいたほうがいいこともあるかもしれません。 ―シリーズ「男と女の『ゆるせない話』」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <取材・文/山内良子>
山内良子
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意。
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