Love

バツイチ男性とおうちデート中、見知らぬ男児が部屋に。慌てる彼を問い詰めると“あり得ない返答”

初めてのお家デートで発覚した“彼の嘘”

 その後、トシキさんは「ちょっと待っててね」と言い、男の子を別室へ連れていったそう。ようやく体が動くようになったゆきさんは身なりを整え、「今日は帰る」と言い捨て、帰宅しました。  その夜、トシキさんから電話で謝罪され、「もう一度会ってほしい。全部話すから」と言われ、2日後にディナーへ。そこで告げられたのは、ゆきさんが想像していた通りの真実でした。 「やっぱり男の子は、彼の子でした。元妻が精神的に不安定だったため、親権は彼が取ったそうです。私と会う日は彼の両親宅に子どもを預けていましたが、あの日は彼の母親が階段から落ち、病院へ行くことになったので男の子は自宅に帰るように言われたみたいです」  トシキさんは子どもがいることがバレないよう、ゆきさんが来る前に我が子の生活用品を自室の押し入れに隠していたのだとか。  どうして、そこまでして子どもがいることを隠したかったのか。ゆきさんがそう尋ねると、トシキさんは「だって、子どもがいることを知ったら、ゆきは再婚するのをためらっちゃうでしょ?」と自分勝手な言い訳をしました。 「その返答にドン引きしましたね。もし、本当に再婚することになったら、子どもはどうするつもりだったんでしょうか」  我が子を大事にできない人は、結婚相手のことも大切にできないはず。そう思い、ゆきさんは別れを決意しました。 「自分たちの性行為を見たことで、何らかのトラウマが植え付けられてしまったら申し訳ない。何の罪もないあの男の子には、幸せでいてほしいです」 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/古川諭香>
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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