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映画主演で「演技を舐めてる」批判浴びるKōki,の演技力は。父キムタクとの共通点と“大きな違い”

木村拓哉と工藤静香の娘であり、モデルで俳優の「Kōki,」(22歳)。2018年にファッション誌『ELLE japon』の表紙を華々しく飾りモデルデビューを果たした彼女は、超有名人である両親を持つがゆえなのか、何をしても賛否両論の大きな反響を集める存在です。
Kōki,

2018年、日本初かつ世界最年少のブルガリ アンバサダーに就任したKōki, (画像:PR TIMESより)

SNSやネットを通じて「七光り」「コネ」と厳しいバッシングにさらされることも多いKōki,。5月1日から後編が公開されている映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』では、演技経験がほぼない状態で主演に抜てきされたことに批判の声も上がりました。 しかしKōki,はこの映画における演技で、女優としての新たな可能性を感じさせる姿をハッキリと見せています。劇場で目撃した、その演技力と存在感に迫ります。

Kōki,演じる地味ないじめられっ子が女神になるまで

『女神降臨』は、全世界累計ビュー数が累計64億回を記録した、韓国発の大ヒットWEBマンガ(yaongyi著)の映画化作品。Kōki,が演じるのは、地味で冴えない容姿からいじめられ、不登校になってしまった主人公・麗奈。
映画『女神降臨』

画像:ソニー・ピクチャーズ 映画『女神降臨』公式サイト より

ですが彼女はメイクとの出会いをきっかけに、ゼロからテクニックを学んで努力を重ねた結果、誰もが振り向く「女神」へと大変身。なりたい自分をあきらめない9年間のシンデレラストーリーです。そんな麗奈を奪い合う2人の同級生、“氷の王子”神田俊を渡邊圭祐が、“情熱的な御曹司”五十嵐悠を綱啓永が演じています。

映画の主演に「コネ使いすぎ」多くのバッシングも

世界的雑誌の表紙やブランドアンバサダーを華々しく務め、若くして突然脚光を浴びたKōki,。演技経験もほとんどないなかで2022年公開の映画『牛首村』への初出演・初主演が発表されたときは、批判の声も上がりました。「さすがにコネ使いすぎ」「演技を舐めている」と感じてしまった人が多くいたようです。筆者もその一人で、作品を観る気にはなれませんでした。
しかし同作で、彼女は第65回ブルーリボン賞の新人賞を受賞。その後も、映画『TOUCH/タッチ』(アイスランド・イギリス合作/米2024年、日2025年公開)で本木雅弘と親子役で共演したり、映画『Tornado(原題)』(アイスランド・イギリス合作/英2025年公開予定)に主演したりと海外作品への出演が続きました。そして、映画『女神降臨 Before 高校デビュー編/After プロポーズ編』への主演。「もしかしたらいい女優なのかな?」と興味をもつようになり、本作を視聴しました。
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キムタクとの共通点と“大きな違い”
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