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36歳独身・元『渡鬼』子役「ひとりでしぬかも」な私が考える“独身女性の老後”の理想

人生スパンの新たなターン

「渡鬼」舞台版のときの宇野さん

「渡鬼」舞台版のときの宇野さん

 私は人生スパンを10年/12年周期でざっくりと考えています。  第1期が10歳で渡る世間の出演が始まった頃。最終シリーズが終わったのが12年後の22歳。  23歳から35歳を能力値と経験を積む時期と規定し、フリーランスとしてさまざまな仕事をして参りました。芸能の仕事以外で言えば、MC、ナレーション、飲食スタッフ、接客業、美術館のツアーガイド、通訳、翻訳、保険営業の研修、アニメ会社のスタッフ、取材・インタビューライター、エッセイを書く、あとなんだっけ……あれやこれや。  もちろん一気通貫で仕事を続けられる方は素晴らしく、尊敬しておりますが、己の体の弱さを考えると仁王像よりは千手観音像になりたかったのです。  今年、36歳になり。46~48歳に向けて、スキルのさらなる構築、資産や人間関係の形成、そして何より健康のため、体を鍛えていきたいと思っている所存です。

石井ふく子先生の過ごし方に憧れて

 ちょっと前に、石井先生が、仲良しの女優さん達と同じマンションに住み、緩やかな相互扶助女子会をやっているという記事を読んだことがあります。以来、素晴らしい老後だと憧れていることしきりなのです。  もはや比較するのもおこがましきハイソサエティの暮らしは難しくとも、友人たちと近所に住みたい、協力し合えたらなあとは常に思っております。  今後も独身のままの女性は増えていくでしょうし、そうなると問題はやはり住居。30代半ばになると、新卒で就職した女性陣から、マンションを買う話がちらほらと出てきます。  定年までに支払いが終わるようにローンを組むことを考えると、30代半ばというのが1つのターニングポイントになるのでしょう。
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令和の音無響子(ロマンス抜き)を目指したい
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