で、わたくしの人生における壮大な目標は、「令和の音無響子(ロマンス抜き)になる」ことでして。
だいたいの人は一発で理解してくれますので、日本の漫画文化って素晴らしいですね。ありがとうるーみっく先生。
これだけ多様なジャンルで「オタク」が増えてきた今日この頃、オタク女性のシェアマンションがあったら面白いんじゃないか、と思っています。入居の折、自分の好きなものについて語れること、入居者が亡くなったら手伝いをすることを条件にするような。
まだまだ絵空事ですけど、このエッセイがバズったら、ワンチャンスあるかもしれない(笑)。ま、響子さんはご自分の物件ではないのですが、平たく言うと「入居者の方と協力しながら生きる管理人さん」になりたいんですね。

2022年当時刊行されていたスタンドUPスタートのコミックスと私
今後の人生、「弱い紐帯(チュウタイ)」もとい、「ゆるい紐帯」を作っていきたいと思います。
弱い紐帯とは、アメリカの社会学者マーク・グラノヴェッターが唱えた「弱い紐帯の強み」”The strength of weak ties” 説、が大元です。
ざっくり言いますと、繋がりが薄い人のほうが持っている情報が被らず、新規性のある情報を得やすいという説ですね。例えば事業会社の経理をしている人が航空業界に転職したい場合、同じ会社の同僚より「高校の同級生だった空港勤務の高校の同級生」のほうが情報を持っている、みたいな感じでしょうか。
ちなみにこれについて、私は長年の推し作品・『スタンドUPスタート』(福田秀/集英社)という漫画で読みました。あ、お気づきのことを今更言っておきますと、私は本と漫画がないと生きていけないタイプのオタクです。
この「弱い紐帯」をもっとゆる~くしたものを、今後どんどん広げていけたら、と願っています。