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なぜ「スカーフ」で“微妙に古い人”になりやすいのか? 時代遅れに見える巻き方と、今っぽいアレンジの違い

今っぽいスカーフアレンジとは?

 令和の現代では、シルクの大判スカーフをビスチェ風にアレンジする着こなしが人気ですね。もしくは、頭を覆うようして首にひとまきする、いわゆる「マチコ巻き」スタイルがウン十年ぶりに再トレンドとなっています。 今っぽいスカーフコーデ マチコ巻きの再流行は意外かもしれませんが、数年前から若い世代の間でバラクラバ(首まで覆ったニット帽)やバブーシュカ(かぎ編みやレースの三角巾)といった帽子以外で頭を覆うアイテムが流行しているので、その影響もあってのブームなのでしょう。  首もとに巻くスタイルとしては、あまりボリュームの出ないチョーカー巻きやダブルツイストでコンパクトにスタイリングするのが人気です。首元に小さめのスカーフを巻くだけで秋っぽさが出るので、今の時期にはおすすめですね。

スカーフのサイズ選びにも注意!

 スカーフは首に巻くか、それ以外の使い方をするかでスカーフのサイズを分けた方が良いです。首元に巻く場合、あまり大判サイズだと布地が余ってしまって逆に野暮ったく見えるので気をつけてください。定番は50cm×50cmの正方形タイプ。首やカバンなどちょっとしたアクセントになるパーツに巻きやすいサイズですね。  反対に、ビスチェ巻き、頭に巻くなどの多様な面積を要する場合は、100cm×100cm程度の大盤サイズが良さそうですね。正方形の他、長方形や、三角形、細長いタイプなどありますが、アレンジのしやすさは、やっぱり正方形が圧倒的。  ぜひ、新しいスカーフを手にしたい方はサイズ選びもしっかり吟味していきましょう。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「失敗しない日常オシャレ」の一覧はこちらへどうぞ <文&イラスト/角佑宇子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
角 佑宇子
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105
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