“友達2000人”の31歳芸人が明かす「出会う人みんなと仲良くなる才能」。全方向の愛されキャラが生まれるまで
お笑い芸人のシドニー石井さん(31歳)は、YouTubeチャンネル『僕らの別荘』のリーダー。令和ロマンの松井ケムリさんもメンバーの1人であり、現在は登録者数45万人以上を誇る人気チャンネルとなっています。
“友達が1万人いるアホ”を自称し、同名の個人YouTubeチャンネル(現在のチャンネル名は『シドニー石井ch【友アホ】』)を立ち上げたほど、「人間関係がカンスト(上限到達)している」という石井さん。「それは、いろんな立場を経験したからこそ」と語る、コミュニケーション力の原点を教えてもらいました。
【インタビュー前半を読む】⇒「幼稚園で早朝から勉強、小学校では週7で習い事」“天才児”と呼ばれた31歳芸人が、親に思っていたこと。中学で一気に「脱エリート」
――芸人になるという意思は、大学お笑いを経た後もずっと変わらなかったのでしょうか。
「というよりも、周りに芸人になると豪語しちゃっていたから、これでならないっていうのは無理だな、と。正直ヤバい、ヤバいと思ってはいました。ただ、NSC入学後でいえば、ある程度はやりやすい立ち位置にはありましたね。選抜クラスに入りつつ、学生時代から知り合いだった令和ロマンと一緒にいたりしつつ。あの2人も同じタイミングで入学していたんです」(シドニー石井さん、以下「」内同)
――令和ロマンの松井ケムリさんは、YouTubeチャンネル『僕らの別荘』のメンバーでもありますね。
「はい。『僕らの別荘』は、もともとライブから始まったんですよ。ケムリさんのほかに、NSCの同期だったこんの、作家としててっせーさんに入ってもらって。でも、コロナ禍に入ってからライブができなくて暇になっちゃったので、YouTubeでやってみようか、と。てっせーさんはそのタイミングで出る側にもなりました」
――芸人さん数名でのYouTubeチャンネルといえば、その当時すでに『板橋ハウス』がありましたよね。
「僕らも最初のコンセプトがまさに『板橋ハウスみたいなことをしよう』でしたからね。ちゃんと『板橋ハウス』の皆さんには許可を得ています。それでもテスト的に1回撮ってみたら、もう『板橋ハウス』すぎて! だからまずはショート動画からスタートして、TikTokにアップしました。そっちで登録者数が10万人を突破したので、YouTubeのほうでの投稿を始めたんです」
――そして2024年には個人チャンネル『シドニー石井ch【友アホ】』が始まりました。開設当時は『友達が1万人いるアホ』でしたが……。
「実際はさすがに1万人はいないので(笑)。それでも友達と呼べる人は2000人くらいはいますよ。会ったことがあるってレベルなら、1万人超えると思います」
――ちなみに私の知人にも「石井さんと会ったことがある」という人がけっこういました(笑)。「人間関係がカンストした」とも語られるだけのことはありますね。
「友達の友達が友達になって……ということが繰り返されているんですよね。僕は誰と会っても、その人と考え方が違っていたとしても、基本は大丈夫なんです。物事の折衷案が人によって違うだけだと思っているので、自分がブレることもありません」
芸人にならないというのは無理だった
友達と呼べる人は2000人くらい
――ちなみに私の知人にも「石井さんと会ったことがある」という人がけっこういました(笑)。「人間関係がカンストした」とも語られるだけのことはありますね。
「友達の友達が友達になって……ということが繰り返されているんですよね。僕は誰と会っても、その人と考え方が違っていたとしても、基本は大丈夫なんです。物事の折衷案が人によって違うだけだと思っているので、自分がブレることもありません」
『シドニー石井と1軒目』はシドニー石井が、素敵な居酒屋で飲みながら、ひとりで、ときに友だちとしゃべる“はしご酒”ラジオ番組。『シドニー石井と2軒目』では、1軒目よりさらに深い話を聞くことができる。両番組ともにArtistspoken(アーティストスポークン)(https://artistspoken.com/)にて配信中。



