「全女性を敵に回す発言」を連発する高収入男性と、3回デートしてみたら…“無理すぎる愛の告白”が待っていた
こんにちは。これまで3000人以上の男女の相談に乗ってきた、恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”から脱出した経験を活かし、多くの方々の「もったいない」をご指摘してきました。誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
TBS系ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(火曜よる10時~/谷口菜津子原作)が話題です。価値観が昭和のまま止まっており、料理は女性が作って当たり前、冷凍食品は手抜きと思う男性・勝男(竹内涼真)。6年付き合っていた彼女・鮎美(夏帆)にプロポーズしまずが、「んー、無理」と断られます。
作ってもらった料理に上から目線で「栄養バランス完璧」などと評価する勝男に、イラっとした女性も多いのではないでしょうか。
筆者のところへ相談に来た女性・美香さん(仮名・32歳/製造業)も、ドラマを楽しく観ている一人です。
彼女の会社には、職場結婚した先輩がいます。残業や出張もいとわなかった女性の先輩が、結婚を機に家庭のために仕事をセーブし、夫の方が昇進していったのを見ていて、不平等だと感じました。
いつか結婚できたらいいなと思っている美香さんは、先輩夫婦のように“不平等”な関係は望んでいません。
結婚に対しては「何が何でも結婚というより、対等な関係が築ける人と出会えたら結婚もいいかな、ぐらいの温度感」だったそうです。
しかしある男性との出会いから、対等な関係にこだわることが難しいと感じるようになります。その男性について、詳しく話を聞いてみました。
美香さんはマッチングアプリで、誠さん(仮名)という3歳年上の男性と知り合います。外資系企業勤務で、いわゆるハイスぺ男性でした。
プロフィールには、結婚前提で相手を探していること、料理は好きだから結婚後も積極的にやりたいこと、そして「対等な関係が理想」と書いてあり好印象だったそうです。
料理が好きなのは本当なのでしょう。サブ写真に、パスタや炊き込みご飯の写真がありました。
誠さんとの最初のデート場所は、門前仲町にある彼おすすめの焼き鳥屋でした。
お互いに日本酒が好きなことも分かり、会話は楽しく盛り上がります。誠さんはお酒をどんどん注文して飲みだし、会計は2人で15,000円ほどでしたが、支払いの時に「7,500円で」と言われました。この“きっちり割り勘”に美香さんはモヤっとします。
「おごってほしいわけじゃないんですが、あちらのほうが飲んでいたし年収も高いのに、きっちり割り勘なのがなんでだろうと思いました。でもマッチングアプリの“デートの支払い”の項目は私も彼も『割り勘』にしていたし、こんなものかなと思ったんです」
連絡先を交換し、次も会ってもう少し彼のことを知ろうと思いました。

画像:TBSテレビ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』公式サイトより
対等な関係を築ける男性となら、結婚してもいい

画像はイメージです(以下同)
「対等な関係が理想」という料理好き男性
誠さんとの最初のデート場所は、門前仲町にある彼おすすめの焼き鳥屋でした。
お互いに日本酒が好きなことも分かり、会話は楽しく盛り上がります。誠さんはお酒をどんどん注文して飲みだし、会計は2人で15,000円ほどでしたが、支払いの時に「7,500円で」と言われました。この“きっちり割り勘”に美香さんはモヤっとします。
「おごってほしいわけじゃないんですが、あちらのほうが飲んでいたし年収も高いのに、きっちり割り勘なのがなんでだろうと思いました。でもマッチングアプリの“デートの支払い”の項目は私も彼も『割り勘』にしていたし、こんなものかなと思ったんです」
連絡先を交換し、次も会ってもう少し彼のことを知ろうと思いました。
この連載の前回記事


