Fashion

今買って「すぐダサくなる服」と「10年着られる服」の一番の違いは。“長く愛せる服の買い方”をスタイリストが解説

今、私たちは何を買えばいい?

 突飛なデザインはすぐブームが去りやすい。じゃあ、手堅く使い勝手の良い無難なトレンド服を着ればいいの? 果たしてそれって「おしゃれ」なのだろうか……と、疑問が湧く方もいるのではないでしょうか。  では、私たちはどんな服を買えば納得いくのか。筆者個人の考えとしては、流行を意識しすぎないこと。買う前に、目の前の服を身につけている自分の生活を想像すること。直接見て、触って、着てみて、時間をかけて一着の購入に対して真剣に考えることが大切なのではないかと感じています。  もちろん、買ったトレンド服がすぐに着られなくなってしまっては残念ですが、たとえ1年程度しか着られなくても、そのアイテムのデザインが心から気に入ったのであれば、買っても良いのです。むしろ、流行が過ぎて誰も着ていなくたって、着こなし方に工夫を凝らしてできるだけ長く楽しむために考えてみるのもきっと楽しいですよね。  大事なのは、手に取ったその服をどれだけ自分が愛してあげられそうか、いろんな角度でその服を手にした時の自分を想像すれば自ずと、ご自身の中で買うべきか・買わざるべきかがわかるはず。  今回のトレンドサイクルの早い・遅いについては、それを判断するための一つの材料として参考になさってくださいね。 【他の記事を読む】⇒シリーズ「失敗しない日常オシャレ」の一覧はこちらへどうぞ <文&イラスト/角佑宇子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
角 佑宇子
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。2023年9月、NHK『あさイチ』に出演。インスタグラムは@sumi.1105
1
2
3
Cxense Recommend widget
【ファッションのお悩み募集!】
ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子さんが、あなたのファッションの悩みにお答えします。相談したい方は、こちらの「お問い合わせフォーム」まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【ファッション相談】を入れ、お送りください。コーディネートのこと、体型カバーのことなど、ファッションに関することであれば何でもOKです。
※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。

あなたにおすすめ