もちろん、婚活では外見以外の理由で断られることも多くあります。
シンパティ会員の恵さん(仮名・30代後半)は、結婚相談所で2年ほど活動した経験がありますが、心が折れてしまって休会中。現在は、婚活のメインはシンパティです。
「結婚相談所は、1回会っただけで判断しなければいけないのが苦痛でした。写真と違う人が来ることもよくありました。自己紹介文に『趣味は旅行』と書いてあったのに、2年前に1回社員旅行に行っただけ、という人もいて……決め手が見つからないんです。シンパティのようなコミュニティ型ならミスマッチが少ないです」
真剣交際に進みそうになった相手もいましたが、決め手がなく迷っているうちに断られることが続き、心が折れたといいます。
「私も、いい人だけど手をつないだときに生理的に無理だと感じてしまって、何も悪くない相手を断ったことがあります。断るときも、すごくつらいです」
恵さんによると、現在の独身コミュニティは、決断で消耗しない点が魅力だといいます。
「自分でイベントを企画して、参加者を集められるんです。先日は前から私が行きたかったお店での飲み会を企画して10人集まりました。盛り上がって二次会にも行きました。年齢的に、飲み会に呼べる友達も減るので居心地はいいですね。ただ、シンパティは同世代の男性会員が少ないので、もっと増えたらいいなと思っています」
ただ、楽しい出会いはあるものの、結婚につながる縁はまだないそうです。楽しいからこそ、周りの空気を読みすぎて縁を逃したと感じたことも。在籍が長くなりベテラン感が出てきてしまったため、そろそろ別の出会い方との並行も検討しているそうです。コミュニティ型も、メリットとデメリットがあるようです。
未婚率が上がる一方のこの国で、40代の婚活はどこに向かうのでしょうか。
<文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt