元開発者が解説|カスタード以外にも重要なホイップの設計
シュークリームの「満足度」は、単なるカロリーでは決まりません。
実は、開発現場ではカスタードとホイップの“濃厚さのバランス”、つまりホイップクリームの設計にまで“隠れた計算”がされています。
乳脂肪分の違いも大きなポイントです。コンビニでは「価格」「保存性」「食べやすさ」のバランスから、乳脂肪と植物性を組み合わせたクリーム(いわゆるコンパウンド)を使っています。
そのため、専門店のような“濃厚さ”は抑え、カスタードと一緒に最後まで食べたときの“満足感のバランス”まで緻密に計算されています。
その中でもカスタードが濃厚な場合は、ホイップクリームを植物性寄りにすると最後まで美味しく食べられ、カスタードが軽めの場合は、乳脂肪寄りのクリームが相性が良いといえます。
それも踏まえて食べてみると、各社それぞれに明確な特徴があります。

結論、罪悪感を抑えたいならセブンの「ほおばるしあわせ たっぷりホイップWシュー」、ご褒美で選ぶならファミマの「たっぷりクリームのダブルシュー」がおすすめです。
ここまでの比較を踏まえると、シュークリーム選びは「何を優先するか」で最適解が変わります。
「今日は罪悪感を抑えたい日」なのか、「しっかり頑張った自分を満たしたい日」なのか。同じシュークリームでも、その日の気分で選び方は変わります。罪悪感を減らすのも、しっかり満足するのも、どちらも正解です。
“その日の自分にちょうどいいご褒美”を見つけてみてください。
<文・撮影/柚原みれい>