
トウモロコシ麺、牛すじ麺、さつまいも春雨。マーラータン専門店では珍しい麺類がずらりと並んでいます
続いて注意すべきは、「麺」。マーラータン専門店では食べたことのない変わった麺類が豊富に並んでいます。
例えばさつまいも春雨、トウモロコシ麺、牛すじ麺といったもの。これらは小麦麺と比べてモチモチ食感が特徴で、スパイシーなスープとの相性はバツグンです。このこんにゃくっぽい独特の食感が、ヘルシーで低カロリーと考えてしまうと問題に。
これらの麺の多くはいも類や小麦粉、トウモロコシなどが主原料であるため、炭水化物と考えるべき食材なのです。さらに言えば、人気の「ブンモジャ」や「板春雨」などもタピオカ粉やジャガイモでんぷんから作られているため、食べ過ぎには注意が必要です。
そしてさらに注意したいのが、「サービス麺」。会計時にお好みの麺を80g足せるルールになっているお店があり、選んだ麺に加えて麺を増量してしまうと、ラーメンやパスタの大盛レベルになってしまう可能性も。ダイエットや体重増加を気にする人は、麺の誘惑にはくれぐれも気をつけましょう。

中国や台湾で朝食の定番として親しまれる細長い揚げパン「油条(ヨウティヤオ)」は、マーラータンにフワジュワ感をもたらしてくれる濃くウマ食材
3つ目は、「揚げパン」です。これは「油条(ヨウティヤオ)」と呼ばれる中国や台湾で朝食の定番として親しまれる細長い揚げパンで、マーラータンに加えるとスープを吸ってふんわりじゅわっとした独特の食感に。
パンの油分がスープ全体にコクを与え、病みつきになる味わいを生み出してくれるのですが、こちらも“揚げる”という工程が入った炭水化物食材ですから、取り過ぎには注意した方が良さそう。一度体験すると独特のおいしさにハマってしまいますが、1~2個にとどめるのが安心です。
さあ、いかがでしたか? まだまだ魅力的な食材がたくさんあり、マーラータンの味わい方は無限大です。おいしいマーラータンを食べて後悔することのないよう、賢く楽しむのがオススメです。
<文/食文化研究家 スギアカツキ>