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「命のリスクに直結」大炎上の絵本作家・のぶみ氏新刊に“反ワクチン”の闇。一見美しい絵本が子どもを追い詰めるワケ

子どもを利用しているのは誰か

Mr.ベイビーマン評「子どもはママを幸せにするために、お空の上から選んで生まれてきた」――。 一見、育児に疲れた親の心を癒やす美しいファンタジーに見えるこの言葉は、ビジネスの道具として消費された瞬間、子どもに対する「精神的搾取」へと変質する。 子ども自身の純粋な空想や他愛のない語りが、大人の都合の良い話に歪められ、あげくの果てには陰謀論や災害の予言、さらには反医療的なプロパガンダにまで利用されている。 医療や教育の専門知識を持つ親でさえ、コミュニティの熱狂の中で思考を麻痺させられ、その結果、子どもは幼くして親の「心のケア」を強いる呪縛に囚われ、成人後も深い失望や親子関係の破綻という重い代償を払いつづけることになる。 サラッとカジュアルに書いてあるように見える『Mr.ベイビーマン』だが、周辺、背景にはこれだけの問題が詰まっている。気軽に人に勧めていい絵本ではないだろう。 <取材・文/山田ノジル>
山田ノジル
自然派、○○ヒーリング、マルチ商法、フェムケア、妊活、〇〇育児。だいたいそんな感じのキーワード周辺に漂う、科学的根拠のない謎物件をウォッチング中。長年女性向けの美容健康情報を取材し、そこへ潜む「トンデモ」の存在を実感。愛とツッコミ精神を交え、斬り込んでいる。2018年、当連載をベースにした著書『呪われ女子に、なっていませんか?』(KKベストセラーズ)を発売。twitter:@YamadaNojiru
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