あぁ後悔…女性の“住まい探し”が失敗する3つのパターン【不動産業者が明かす】
3)謎の男が土壇場で登場!
こういう厚かましい男は、たいていカッコつけて、知識をひけらかしたり、「もし10年後、価値が下がったら責任とってくれるの?」「こんな古いマンションを勧めて、地震が起きたらどうしてくれるの?」などと、お門違いなことを言い始めたりします。例えば不倫関係だったりして、女性に対して何の責任も取るつもりがない男に限ってですよ。
もちろん将来に対するリスクは契約者自身で引き受けるしかないことなので、「我々にはそんな責任をとれませんよ」とお伝えすると、「こんな業者と付き合うよりも、もっと融通きかせてくれるところ紹介するから」と言って、将来の資産づくりのためにじっくりと時間をかけてつくりあげた合理的な資金計画を台無しにされ、結局、ただ築年数が新しいだけで実は資産価値の目減りしやすいマンションを購入させられてしまうケースを何度も見てきました。
あなたの将来を真剣に考えていない男の言うことなんて聞く必要はありません。大切なのは「あなたがどんな家で、どんな暮らしをしたいか」であるべきなのです。
もちろん、「女性=住まい探しが下手」というわけではありません。慎重になりすぎて誰かに依存してしまい自分を見失うのが失敗への道なのです。自分の軸をしっかりと固めたうえで住まい探しができれば、きっと自分の人生をもっと豊かにしてくるいい家にめぐり合えるはずです。
<TEXT/女子SPA!編集部>
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【城戸輝哉氏】
建築・リノベーションプロデューサー、不動産コンサルタント。自身がCEOを務める「スマサガ不動産」が「営業マン不在・物件広告なし」という業界の常識を覆すスタイルを確立し、口コミとホームページのメッセージだけでクライアントが集まる住まい探しとリノベーションの専門家集団として大きな注目を集める。初の著書となる『不動産業界の人だけが知っている新築マンションは買わないほうがいいワケ』が好評発売中。 |
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