付き合っても自分のペースを乱されない関係をキープする方法
このようなことを言っていると、必ず「何かを犠牲にできるほど人を好きになっていないだけだよ~」という人が現れます。でもそれって「愛情を犠牲の大きさで計っている」ということ。
「プライベートの時間を犠牲にしてまで仕事に没頭する人は会社への愛が強い人!」と誤った解釈をするブラック企業経営者と発想が同じですので、聞く耳を持たないようにしましょう。
でも何だかんだ言って、「恋愛はしたい」という願望がある人も多いと思います。
そういう人には是非、価値観を共感する相手と、現在の生活のパフォーマンスが下がらない範囲で恋愛を両立させる「オンデマンド型」の恋人付き合いにチャレンジして欲しいものです。
イメージは「恋人だけど、付き合い方は親友のよう」という感じでしょうか。
確かに、ルールや束縛があまりに少ない関係なので、二人の気持ちに遠心力が働きそうなイメージを持つかもしれません。そうならないようにするために1つだけ心掛けたい習慣があります。
それは、嬉しかったことや楽しかったことがあればLINE等で報告し合うこと。お互いのペースを乱さずにプラスの感情を共有することで、心の遠心力を働きにくくさせるのです。
昔の価値観を持つ人々からは「わがままな!」と言われるかもしれないですが、明治時代の結婚と平成の結婚がまるで意味が異なるように、人間関係なんて時代と共に変わりゆくものです。是非、恋愛の「ああするものこうするもの」という思い込みに惑わされず、今の時代に生きる自分に合った人付き合いの仕方を模索して行きましょう!
<TEXT/勝部元気>
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【勝部元気】
1983年東京都生まれ。コラムニスト・社会起業家。専門はジェンダー論、現代社会論、コミュニケーション論、教育論等。他にも所持資格数は66個にのぼる(2015年6月現在)。働く女性の健康管理を支援するコンサルティング会社(株式会社リプロエージェント)の代表取締役CEO。ブログ『勝部元気のラブフェミ論』(http://ameblo.jp/ktb-genki/)、twitterは@KTB_genki。初の著書『恋愛氷河期』が発売中
恋人だけど親友のように付き合おう

勝部元気
1983年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒。コラムニスト・社会起業家。専門はジェンダー論、現代社会論、コミュニケーション論、教育論等。他にも幅広い知識習得に努めており、所持資格数は66個にのぼる(2015年6月現在)。雑誌・TV・web等でコメンテーター活動をしている他、働く女性の健康管理を支援するコンサルティング会社(株式会社リプロエージェント)の代表取締役CEOを務めるなど、各種ソーシャルビジネスに携わっている。ブログは、男性なのに子宮頸がん予防ワクチンを打ったレポートが話題となった。twitterは@KTB_genki 。初の著書『恋愛氷河期』(小社刊)は発売中
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『恋愛氷河期』 著者は、ナンパ禁止論や反・不倫論で話題を呼んでいるコラムニスト。男性から、かつ若手からの立場で、女性に厳しい社会に真っ向からダメ出しをする。 ![]() |