夫婦間のコミュニケーションとして大切な夜の営み。しかしお腹の中に新しい命が宿ると、いつの間にかご無沙汰になってしまうカップルも少なくありません。
「ラブリサーチ」のアンケートでは、『妊娠中にセックスをしたことはありますか?』という質問に20.0%の女性が「いいえ」と回答。セックスをしなかった理由として、「お腹の子に悪影響だと思ったから」「怖かったから」というコメントが多く集まりました。
そこで今回は、妊娠中のセックスの注意点や旦那さんを誘うときのポイントをご紹介します。
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Q.妊娠中にセックスをしたことはありますか?
・はい(84名)
・いいえ(21名)
回答時期:2016.06.24~2016.07.16
総回答数:105名
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妊娠中は「ペニスで子宮が圧迫されて赤ちゃんが苦しいんじゃないか」「流産の原因になるのでは…」とさまざまな不安を感じて、セックスに消極的になってしまう妊婦さんも多いようです。
しかし赤ちゃんは子宮と羊水に守られていますから、セックスによって胎児が傷ついたり、妊娠経過に影響が出たりすることはありません。妊娠経過が順調で二人が望むのであれば、セックスをしても特に問題はないと言われています。
ただし、不正出血や腹痛があるときはセックスを控えましょう。また、医師から切迫流産(早産)の兆候があるとされたり、セックスをしないほうがいいと診断されたときは、安静に過ごしてださいね。
妊娠中のセックスは問題ないとはいっても、妊娠中の女性は心身ともにデリケートな時期。激しいプレイは避けて、穏やかなセックスを心がけることが大切です。次のポイントに気を付けながら、安心・安全なセックスを楽しみましょう。
●性器や指を清潔にし、コンドームを装着
セックスの前後はシャワーを浴びて、体を清潔に保ちましょう。妊娠中は抵抗力が低下し、病気に感染するリスクも高まる時期です。セックス中はコンドームの装着が望ましいでしょう。
●乳房は激しく攻めすぎない
乳房を刺激すると脳下垂体からオキシトシンの分泌が促され、子宮が収縮し、切迫流産や早産のリスクが高まることがあります。妊娠の経過が順調であればほぼ心配はありませんが、乳房はソフトな愛撫に留めておいたほうが無難でしょう。
●妊婦さんに負担にならない体位を
妊娠週数が進むとお腹が大きくなるため、正常位だと苦しいと感じることがあります。お互いが横向きになり、女性の後ろから挿入するなど妊婦さんの負担にならない体位を工夫することも大切です。
妊娠中は女性だけでなく、男性の性欲にも変化がみられます。個人差はありますが、奥さんの体調や胎児の成長に気を遣いすぎるあまり、性欲を感じにくくなる人もいるようです。「お互いに性欲を感じないから…」とそのまま放置して、妊娠中や産後のセックスレスに陥ってしまう夫婦も少なくありません。
セックスは夫婦にとって大切なコミュニケーションの手段。お互いの素直な気持ちをきちんと話し合える関係が理想ですが、言葉で誘いにくいときは、キスやソフトタッチの回数を増やし、それとなくアピールしてみるといいでしょう。
妊娠中は奥さんに遠慮してセックスの誘いを控える男性も多いもの。すれ違いが起きやすい時期だからこそ、夫婦間でのコミュニケーションをしっかりとることが大切です。
妊娠中はつわりで性欲が湧きにくかったり、赤ちゃんのことが気になってセックスできないという女性も多いですが、夫婦が仲良くすることで家族の絆が深まるという考え方もあります。
セックスは挿入の時間や回数にこだわりすぎず、肌の触れ合いや愛情を重視した穏やかな内容を心がけるといいでしょう。
▼ライター:岩崎みさとさんプロフィール
1988年生まれ。ライター。ブログ「PINKY」は50万PV/月を獲得している。
<コンテンツ提供/ラブリサーチ>
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【ラブリサーチ】
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