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身近なセクハラ疑惑4連発!休日に上司から誘いメール、これってセクハラ?

(3)休日の誘いの連絡がスゴイ

「毎週土日に男の上司から“何してるの?”とか“一緒に飲もうよ”とか連絡がスゴイんです。スルーは怖くてできないので毎回やんわりと断ってはいるのですが、憂鬱で仕方ないです」(30歳/メーカー)  連絡が多いのはセクハラというよりむしろストーカーっぽい気もしますが。 竹森先生「そうですね。恋愛感情などを充足する目的で、つきまとい等の行為を繰り返し行うことは、ストーカー行為となります。ただ、このようなメールが週末に何通か送られてくるだけでは、つきまとい等の行為が行われているとは認定できないでしょう。今回のケースで、誘いを断ったことによって、“評価を下げる”等と言われた場合はパワハラになりますね」  そうなんですね~。迷惑で気分が悪いのはやまやまですが、ストーカーとして認められるにはもう少し強い事情が必要なんですね。 職場セクハラ ちなみに私は残業中に男の上司に後ろから抱きつかれ胸を触られたことがあります。これは黒ですよね? 竹森先生「もちろん黒ですね。この場合の上司の行為は、強制わいせつ罪という犯罪にもあたりうる行為です。」

(4)タクシーの中でキスをされた

「忘年会の帰りのタクシーで上司からキスされました。かなり酔っ払っていたので抵抗できませんでした。それから飲みによく誘われるようになり、断ってますが苦痛です」(33歳/広告)  これは先生の著書にもありましたね。真っ黒なのではないでしょうか? 竹森先生「そうですね。この件は、明らかにセクハラと認められる行為ですね。すぐに会社に相談してください」  もし、セクハラやパワハラで誰にも相談できずに悩んでいる方がいましたら、竹森現紗先生の著書『銀座の弁護士が教える泣かない女になる方法』にたくさん事例が紹介されています。 【取材協力】 竹森現紗…日本の弁護士。第二東京弁護士会所属。アリシア銀座法律事務所 代表。男女問題に強い弁護士としてテレビや雑誌など多くのメディアで活躍中。 <TEXT/ミフル> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
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