気をつけて!スキがないセカンドバージンほど、ダメ男に引っかかる
キャバクラで働く私が出会った多様な人たちから、女性の法則と教訓を学ぶこのコーナー。今回のテーマは「都合のいい女」です。
都内ラウンジ勤務のNちゃん(32)。筆者とNちゃんは、20代前半の頃に同じキャバクラで出会いました。出会った頃のNちゃんは外見も中身も「THEキャバ嬢」で、そこそこ遊んでいるタイプ。
そんなNちゃんは25歳の時、店に来た客と付き合うことになりました。しかし2カ月後に彼氏の2股が原因で別れることとなり、以来、男性とまったく遊ばなくなったのです。
2股男に未練があったわけではありません。Nちゃんも「イケメンがいたら遊びたい」と言っていましたが、まったく男の気配はないまま。
やがてNちゃんはキャバクラより少し高級なラウンジに移り、ますます同世代の男性との出会いから遠ざかってゆきました。
それから数年後、31歳になったNちゃんと久しぶりに連絡を取りました。なんとNちゃん、「元彼と別れて以来、1度もエッチをしてない」と言うのです。しまいには「久々にするのなら、それなりのイケメンじゃないと嫌」「斎藤工クラスなら…」とトンデモ発言。私が斎藤工なら、6年以上セックスレスの重い女には絶対手を出さない…。
人は現実の恋愛から遠ざかると、理想だけはものすごく上がるようです。
それから数カ月後、ふたたびNちゃんから連絡がきました。好きな人ができたと言うのです。相手は自分のお客さん(40歳・結婚歴なし)で、すでにヤッてしまったと報告まで…。
「こんだけ引っ張っといて客かよ!」と思ったのはさておき、話を聞きました。
彼は3カ月前に来店して以来、Nちゃん指名で飲みに来るようになりました。気前がよく紳士的な彼にすっかり心奪われたNちゃん。一カ月前アフターに誘われ、そのまま彼の家で枕を交わしたそうです。
それ以来、彼のことを「好き♪」になってしまったNちゃんは、週末ごとに彼の家に泊まり行くようになりました。しかし彼から「付き合おう」の言葉はなく、しまいには彼の家にいるとき、夜中に突然女が訪ねてきたそうです。40歳でセフレがいて夜中に女が訪ねてくる男は、絶対モテている。
Nちゃん、それはいわゆる「都合のいい女」というやつなのでは……。
「6年ぶりにするなら、斎藤工クラスじゃないと」
久々の恋愛で、また同じような男に…
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